おはようございます。Toruです。
先週もとても忙しく、人を使うのはとにかく苦労の連続ですね。文句や不満、争いは必ず発生します。
それにいちいち狼狽してはいられませんが、方や解決への道を探るのが務めだとも感じています。
今回はそんな争いの多いサラリーマン生活の利益最大化について考えてみたいと思います。
資本主義社会に生きている以上、利益の奪い合いというのは避けられません。またサラリーマンとして雇われている以上、給料の高いポジションというのは限られており成果の奪い合いが発生するのは避けようがありません。
自分の仕事をいかに上手く周りに進めさせるか、それが争いの原因とも成り得ます。誰かの成果のために働くお人よしなどいないからです。
ではこういった利益の奪い合いは避けられないのでしょうか?私はそんなことは無いと考えています。
サラリーマンとしての個々人の利益をもう少し深堀していくと、以下のものが上がってきます。
①安定した給料
②業務経験
③仲間意識や社会的つながり
決して高い給料や成果だけではないということがわかります。
上記を全て満たす上で大切なのはここでもやはりいかにWinWinの関係を築けるかだと思います。お互いがその関係を築くことのメリットを考えれば、実は争いをすることは何も良いことがないのだということがわかります。
後はバランスです。人によっては相手を見下しとことんまで奪い取ろうとするタイプもいます。相手によっては頼られることに喜びを感じ仕事を与えてもらいたがる人もいます。
しかしその人たちも全て同じ人間で、決して極端に悪人だったり善人だったりしません。だからこそ個々人を深く理解し、お互いに良い関係を築く努力を怠ってはいけないのです。
先日上司に「楽しむことが一番大切だ」と言われましたが、本当にその通りなのかもしれません。楽しむことで自然と人を惹きつけ元気にし、お互いを尊重しあえる関係に持っていけるのかもしれませんね。
私は終身雇用については反対派です。一生その会社で働こうとすると待遇の良い椅子を求めて奪い合いが発生しがちになるからです。
方や会社は自分の人生に合わせて最適なものに切り替えていくものと考えると、自分の市場価値の向上を主眼に置くことになり自然と利益の奪い合いからは遠ざかることになると思います。仕事を自分ですればするほどスキルは上がっていきますので、仕事の押し付け合いも減ることでしょう。
もちろんそれでも争いは起こりますがそれはより本質的に価値ある争い、例えば考え方をぶつけあうことでブラッシュアップする等になっていくのではないでしょうか。
また副業解禁の流れにより会社の椅子取りゲームの必要性は更に減ります。会社が安定収入の手段になり、それにより副業への投入金額を増やすことができ相乗効果で収入が増えていきます。会社の収入が例え平均以下でも、副業と合わせることで部長クラスを超えることも容易になりますしね。
お互い争って奪い合うより、相乗効果でお互いの利益を増すことができる関係を築くことが大切です。引き算ではなく掛け算で考えるのです。
はっきり言って難しいことです。感情に任せて争って相手を潰すほうが余程本能的である意味楽な生き方でしょう。ストレスもたまらないかもしれません。
しかし自己の利益に主眼を置いたとしても争いあうことはとても愚かなことだということがすぐにわかります。
どんな人間にも悪意はあります。悪意が振り切れると制御できない殺意になります。でも相手の感情を上手くコントロールして善意に変えると、太陽のような恵みを受け取ることができます。
自分の周りを善意で満たすか、それとも悪意で満たすかは自分次第です。少なくともサラリーマンとしては前者を選ぶべきなのは明らかですよね。
面倒だと感じることも多々あると思いますが。生きるというのはそういうことなのでしょうね。
安定した給料、社会的につながっている安心感、厚生年金や各種補助手当等サラリーマンにはメリットが目一杯あります。
一般的にデメリットといわれる時間的拘束、複雑な人間関係、社内のいざこざ等々も結局会社に行くのが楽しければ全て解決します。
楽しいなと思える環境、関係を作るためにはどうしたら良いか。それを真剣に考えることが大切です。
気の合わない人もいますしうんざりするほどわがままな人もいます。生理的に受け付けない人もいますし、不平を言い出したらきりがありません。みんなお互い様です。
逆に一緒にいて楽しい人、尊敬できる人もたくさんいます。
豊かな人生にできるかは自分次第です。
それでは本日もありがとうございました!