おはようございます。Toruです。

昨日妻の妊娠後期の検査がありましたが、特に異常は無く一安心しました。

これから20年間は忙しくなりそうです。

そんな中でやはり頼りになるのは不労収入です。万が一働かなくても一定の収入があるというのは頼もしいです。

それが例え月数千円でもやはり世界が変わります。

今回は私の収入の一角(になる予定)である、株式からの配当金について書いていきたいと思います。

配当金について思うこと

配当金とは会社が発行した株式を所有する債券保有者に対して企業から支払われる利息となります。資本主義において株式は恐らく最強の資産です。

リスクといえば配当金の減配と企業の倒産がありますよね。

また私の様に株式の売買益を狙っていない投資家にとっては株価の上昇下落はあまり関係がありません。もちろん上がると嬉しいのですが。

大切なのは配当性向が高く、その高い配当金を維持上昇することです。

実は原則的に考えると企業経営の利益を配当金として消費して株価価値を下げるか、企業内で再投資に回して株価価値を上げるかという違いだけなのですが。

ですので一概に配当利率が高いとか低いとかでは評価できないです。

そして配当金投資家としての仕事は10年20年先を読みながら企業価値も配当金も下がらなそうな企業を選びながら保有銘柄を入れ替えていく。ここに尽きると思います。

世界の株価というのは原則的には人口上昇に連動して上がっていくものと理解しています。つまり世界の人口が増え続ける限り株価も長期的には上がっていくと考えています。

私が従事する製造業の中の話ですが、つい20年前まで中国は日本より格下の労働力と一般的に見なされていました。しかし今はその巨大な人口を背景に凄まじい経済成長を成し遂げました。

技術や情報や物品が瞬時に伝達できるこの時代、人口は力そのものです。人口増とともに数字上の株価は常に伸び続けると思います。

歴史的には同時にインフレも進んでいますので、投資をしないとどんどん時代に取り残されていきますし。

とうことでそういった諸々の状況を鑑み、配当金を目的とした長期投資は非常に有望な投資となります。

まああまり難しく考えなくてもサラリーマンが必死で働いて生み出した会社の利益の一部をもらう権利を買う。これが配当金投資だと理解しています。

まさにサラリーマンの裏舞台で資本家達が活動している領域に踏み込む活動です。なんだかワクワクしませんか?

しかも更に優れたことに、株式保有には税金が掛かりません。不動産太陽光共に固定資産税と償却資産税が重くのし掛かりますが、株には掛かってきません。

良い企業の見分け方は憧れる企業、尊敬する企業で良いのかなと

会社の業績を見分ける手法は一般的にはたくさんあるように見えますが、同時に会社の経営状況というのは決算報告上は法人の任意償却等を上手く使えばある程度コントロールできてしまいます。

従って決算報告資料ではいまいち判断が難しく、非常に経営状況の良さそうな企業の株価が何故か下がり続けるということもたくさんあります。

私が投資する会社は私が尊敬する会社にしようかなと考えています。

人々の生活に大きく貢献している企業。大学の先輩が尊敬していた先輩が行った企業。この会社が無くなったら嫌だなと思う企業。どうせならそういった企業に投資をしたいですよね。

例えばiPhoneを持っているだけで何だか自分もセレブの一員となったような気分になれますよね?私はiPhone持ってませんが。でも人々を幸せにする企業というのは確かに世の中に存在します。

だから私が投資をするのは私が身近に使っていて気に入っているものを出している企業。自分の生活を豊かにしてくれている企業。それで行こうと考えています。

その中で私の投資活動の目的に沿ったもの。つまり安定的にキャッシュフローを生み出す投資、配当金狙いの銘柄を中心に選定して行きたいと思います。

個別株と投資信託やETFとの違い

個別株を買って万が一その企業が倒産したらどうしよう。そう考える方もいると思います。その場合は優良な投資信託かETFを買えば良いと考えています。

特にアメリカ株で言うと高配当ETFのSPYDだけを買っていればことは足りてしまうのでは?と考えることもあります。アメリカはこういった優良なETF銘柄があるので実際これだけで問題ないとも思っています。

手数料が若干掛かりますので、それをどう捉えるかだけの問題だと思います。あとはETF買いはお金を出す以外やることが全くないので、それを楽と捉えるか退屈と捉えるかでしょうか。

私の場合は世界の優良株を保有する優越感と、日本株であれば株主通信と株主優待を受け取ることを楽しんで個別株に重点を置いています。半分趣味の領域ですね笑

株式投資は短期で成果が出るものではなく、30年スパンで長期的に利益を享受してく活動だと私は捉えています。

毎月コツコツ銘柄総額を積み上げて、少額のコインがチャリンチャリンと瓶に入ってくる音を感じながら楽しんで配当金投資をしています。実際一銘柄の配当金は数百円です。でもこれが嬉しい!

少しずつ確実に資産を積み上げる農耕的な投資が肌に合っています

投資も副業も楽しむもの

何事も最後はやはり楽しいかどうか、長期的に続けられるかどうかですよね。

FXや信用取引をやってみましたが、やはりドキドキして何の役にも立っていない無駄なことに神経を割く羽目になります。それなら普通に仕事して稼いだ方がよほど合理的効率的で経済的にも健全です。

もし株式投資をしていて心理的に苦しい場合は投資過多になっているのだと思いますので、無理のない金額で楽しんでくださいね。

私の資産規模と収入はおおよそ純資産で1,400万円、年収で1,000万円くらいですが、こうなると株資産の総額で600万円辺りまでが無理の無い範囲だと思います。リーマンショック級の経済危機が来て株価が60%ダウンして240万円になっても一年あれば回復できます。

600万円の優良高配当銘柄を保有していれば配当金として毎年20万円近く受け取ることが出来ます。配当金で毎年iPad買って冬には近場で温泉旅行に行って高級レストランに2~3回行く。このくらいは出来てしまいます。

これを再投資に回せば30年後には3倍ほどの資産規模になっています。配当金投資は気長でのんびりした投資だと思います。

一日一日に負担を感じず、老後の資本家を目指してコツコツ積み上げていきたいと思います。というより私が一番お金を使いたかった30歳の時に子供がお金に困らないように。

それでは本日もありがとうございました!

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。