おはようございます。Toruです。

人生様々な局面で選択を悩むことが多いと思います。

明確な価値機軸があれば判断をクリアに保つことが出来ます。

ただこれが複雑でこの判断基準は様々にあり、例えば楽しそうかとか人生が前向きに進みそうだとかそういった一種の官能に頼ってしまうと判断基準そのものがぐらつき結局大きな遠回りをすることになります。

そこで私がいつも行っているのがお金で判断という思考法です。どの選択が一番儲かるのかです。

言葉にしてしまうと簡単なことですが、これを明確に意識するしないで人生の成功率は全く変わってくると思いますね。

ホンダ公式HPより画像引用。

お金で判断するという思考法

若い方であれば特にそうだと思いますが、今の仕事を続けるのが良いのかとか、これからどういう生活を送っていきたいとか、家をどこにする、どんな趣味を持つ、誰と付き合う、買う服は・・・などなど無限の悩みを抱えていると思います。

私も20代の頃は多分にいろいろな悩みを人並みに持っていました。

そうして手探りで生きてきた人生ですが、上手く行くこともあれば行かないこともあり今思い返すとよく今まで生きてこれたなと思うことがあります。判断がいつもぶれていて毎回ギャンブルの様な人生でしたね。

そんな不安定な人生の中で一つとてもシンプルで明確で成功確率が高い「お金で判断する」という思考法をいつしか自分の中で確立していきました。

車を買うということを考えた時に思いつくのは

・見ていてカッコいい車

・運転していて楽しい車

・周りから羨ましく思われる車

・使い勝手や居住性

・燃費等

などなど色々と悩む要素が出てくると思います。そこで6年間の償却期間でどの車が一番安いのかを考えると判断がクリアになってきます。

流石に車であればこういった経済性は真面目に検討すると思いますが、例えば家はどうでしょうか?若しくは転職や留学等の人生を決めるであろうターニングポイントに来た時には大いに悩むと思います。

やはり判断は簡単ではありません。自分が何者なのかを決めてしまう局面では誰しもが悩みます。

それでもこうも考えることが出来ます。

・退職して老人になったらみんな同じ様な余生を過ごす。

・どんなに見栄えのいい仕事でも収入が高い仕事は責任も重い(雇われサラリーマン限定ですが)。

・疲れれば仕事を辞めて自然の中でのんびりしたいという欲求が生まれる。

どんな仕事を選んでも大体35歳くらいから同じような感情に直面すると思います。そうすると老後にせよ早期のリタイアにせよ必ず必要になるのはお金です。つまりお金は時間と同じくらい絶対的な価値機軸になり得ます。

一見つまらない考え方に見えますが、やりたいことがあるのであれば資産を築いて経済的自由を達成してからやるのが正解。これが私が行きついた結論です。

極端な話お金さえあれば明日からごくわずかな数人のファンのために音楽ライブを開催することも可能です。

私も学生時代ピアノを習っていましたが、その頃ですらたどたどしいピアノを見てくれている方も何人かはいらっしゃいました。

逆にお金の無い中で夢を追ってしまうと代償は高くつきます。音楽ライブのために中途半端なモチベーションでやりたくない仕事を安い給料でやる生活です。つまり夢を餌にブラック企業に搾取される資本主義の罠に嵌ります。

またリタイアしたいなという欲求が先行してしまうとリタイア狙いのサラリーマンを騙す詐欺投資に巻き込まれてしまいます。

お金で判断する思考の重要性は誰しもが何となく分かっているものですが、少しマクロな視点で見つめるとそれが残酷なくらい真理の思考法であるということに気付くと思います。

あらゆる局面をお金で判断する癖を付けましょう

こういった背景の中で、私自身を含めてもし貴方も今お金に関して自由な生活をしていないのであれば最優先で考えるべきはお金です。

転職にしても、買い物にしても、学校選びにしても。

経済的自由を獲得していない = 資本主義社会においては奴隷身分

少し言い方がきついですがこれが真実であることを明確に理解し、先ずはお金で判断する癖を付けましょう。

これが経済的自由を達成するまでは最優先です!!

私自身を自ら振り返ると、様々な局面で感情的官能的に流されやすくそのために多くを失ってきました。お金はもちろん、信頼も愛情も社会貢献も生活環境も本当に様々です。

もしこのお金で判断するという癖を小さい頃から学んでいたらその多くを失わずに済んでいたなと振り返って思います。

投資をする際ももちろん非常に有用です。ビジネスモデルから理解しどこから収益がどのくらい発生するのか。それが自分自身に対して説明が出来れば大抵の投資は成功します。説明できないうちは単なるギャンブルだと思って間違いないです。

自転車を買って健康を手に入れるのもそうですが、結局は将来の医療費をどれくらい削減できるかで計算するとその有用性が判断できます。

日本人はお金について考えることを汚いと考える風潮がありますが、それは資本家層が資本主義社会の奴隷を上手く使うための論調操作をしている様にしか見えません。

お金で考えることは非常にスマートな考え方です。お金持ちは概して余裕があり人間的にも魅力的ですよ。お金ってとても素敵なものなんです。

それでは本日もありがとうございました!

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。