明けましておめでとうございます。Toruです。いよいよ2021年が明けましたね。皆様の今年の目標は何ですか?
私はもうかれこれ6年ほどセミリタイアに向けて色々と手を出しては失敗し、たまに成功してはまた失敗しと試行錯誤を繰り返してきました。
それでも少しずつ前に進むことが出来、ようやく資本収入も20万円を超えあと4年も働けば少しの仕事をしながら余裕を持って生活するサイドFIREが出来そうかなと言う状態まで到達することが出来ました。
今回はその手法を8年で「安全に」サイドFIREする具体的方法として書いておきたいと思います。
やはりサイドFIREするにしても安全にしたいものです。リスクを負って死ぬ思いをしながら到達するのも良いのかもしれませんが、中々本業のあるサラリーマンには厳しいのかなと思います。
安全に進めるためには計画をしっかりと立ててゆっくりと確実に目標をこなしていく努力が必要です。
安全なサイドFIREのためのキー要素は
①基本的な生活が出来るキャッシュフロー
②自己資本比率30%以上
②何かあっても何とかなる十分な金融資産
この3つが不可欠と考えています。
先ずは①の基本的な生活が出来るキャッシュフローについてですが、このキャッシュフローの金額は人によって異なります。私の場合は生活費+貯金/税金で毎月30万円がこの金額になります。
これを実現するための方法は様々ですが、私の例としては以下の手順で毎月22万円の資本収入を築いてきました。
・2016年から給与収入で金融資産を購入し、現在1600万円の金融資産 ⇒期待利回り4%で毎月5万円の収入。
・2017年に一棟アパートを契約 ⇒自己資金300万円のフルローンで名古屋に一棟アパートを購入し、毎月6万円。
・2018年に太陽光発電所を契約 ⇒自己資金200万円で茨城に太陽光発電所をローン購入し、毎月6万円。
・2020年に太陽光発電所を契約 ⇒自己資金300万円で茨城に太陽光発電所をローン購入し、毎月5万円。
これから更に4年間は太陽光の繰り上げ返済と金融資産構築を進め、2024年には月間30万円のキャッシュフローを構築する計画です。
次に②の自己資本比率30%ですが、一時的なキャッシュフローを高めるために借り入れ総額を大きくし過ぎると金利上昇や物件の劣化による家賃下落、機材の故障等によりローン返済に追われてしまい安全なサイドFIREは実現できません。
有事の際に無理なく対応できる十分な余裕を持つことが必要ですが、このためには自己資本比率を30%以上にすることが有効です。
私の場合は4年後の総資産を1億2000万円と計画していますが、その内の30%つまり3600万円を純資産とすることが目標となります。
そして③の何かあっても何とかなる十分な金融資産ですが、流動性の高い金融資産をたくさん保有していれば突発的な出費や一時的にキャッシュフローが滞ってしまった場合も最悪資産の売却等により落ち着いて対処できます。
私はここを3000万円の高配当株式を中心に構築する計画です。
これら①~③を全て達成することで安全なサイドFIREが実現できます。特に派手な生活を望まなければそのままFIREしてしまっても良いですね。
つまり私の具体例としてはアパート1棟と太陽光発電所2基、金融資産3000万円を構築し、総資産1億2000万円で自己資本比率30%(純資産3600万円)、月間キャッシュフロー30万円を達成することで晴れて安全なサイドFIRE可能となります。
もしかすると今すぐにでもFIREしたい!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それはやめておいた方が良いです。
2~3年でこれを実現しようとするとどうしても大き過ぎる借り入れに頼ってしまうことになりますし、何より自分自身の考えを熟成する時間も足りないと思います。
やはり一歩目は思い切って踏み出すものの、目標達成までにはそれなりに時間を掛けるべきです。私はこれを8年とすることで再現性高く且つ安全にサイドFIRE出来ると考えました。
目標に少しずつ近づいていく中で普段のサラリーマンの仕事にも精神的余裕が出てきます。その落ち着いた精神状態の中でゆっくりと自分らしい人生について考えることもとても大切です。
私は元手800万円で新築不動産と太陽光と株式をコアに不労に近いキャッシュフローを組む手法を取りましたが、もう少し元手を抑えたい場合はより労働比率の高い副業(せどりや築古不動産投資等)でこれを実現するのも良いと思います。
セミリタイアを目指しておられる方にとって少しでも参考になれば何より幸いです。
それでは本日もありがとうございました!