最近というか昔からずっと思っているのですが、配当金や株主優待を1年に数回期待するより短期売買で利益を取った方が圧倒的に合理的な気がしています。
例えば配当優待利率5%として1000万円の投資に対して毎年税引き後40万円が入ってきたとして、1年後という途方も無く長い時間の後に得られる金額としてはとても少ない。
会社の給料であれば元本保証(確実に利益が出る)で1か月で稼げます。配当優待の場合は株価が下落したら目も当てられません。
かたや例えば株価が20%上昇で利確、10%下落でロスカットを繰り返せば勝てそうなときだけ打席に立つバフェット戦法で年に10回トレードに入れたとして6回勝てば+60%つまり300万円の利益になります。今までの経験的に2~3か月に一回はチャンスが来るかなと思います。
1年で配当金の15年分です。
勿論かたや放置で不労の配当優待投資に対して年間トレード10回はそれなりの労力と精神力を要求します。
つまり優劣を決める上で不労所得が欲しいのか、投資利益の時間効率を最大化したいのかで道が分かれることになります。
やはり私の性格上で言うと後者のトレードの方が良さそうに見えますね。
昨年の実績で見ても株式投資金額は600万円ほどで62万円の確定利益を得ました。特に真剣にトレードに入らずかなり適当に買いのみで入っての結果になります。
ロスカットとプロフィットコントロールを行えばより大きな利益を出すことはそこまで難しい事では無いように思えます。
かたや毎日毎日激しい相場でトレードを繰り返しながら生活費を稼ぐのは何とも大変そうですし、かたや利益200%を出すのに何十年も時間を掛けたくありません。
ということでここでもバランス感覚が要求されます。
私が現在トレードに使える金額は1500万円ほどですが(あとは生活防衛資金と不動産太陽光の突発修繕資金)、えいやのたたき台で資金を振り分けてみます。
①攻めトレード:400万円
②バフェット的打てそうな時だけ買って長期ホールド戦略:800万円
③長期塩漬け配当優待投資:400万円
こんな感覚で行くとどうかなと思います。
①で年間30%くらい稼ぎつつ、②で年間10%の資産上昇を狙い、③で年間2~3%のトータルリターン(5%の配当優待と2~3%の評価額下落)を狙うくらいが良いかなと思います。年間200万円ほどですね。長期下落相場では②と③が年間-10%として年間±0の資産額維持を目指します。
適度に毎月の配当や優待を心の癒しにしつつ、投資に対して前向きに取り組み着実に利益を出す。
投資の腕が上がれば上がるほど段々と低賃金の労働が如何に非合理的かが分かってきます。投資で稼ぐ方が圧倒的に早いし楽です。
そして本当の心の支えである定期的キャッシュフローについては太陽光発電と不動産がやはり本命だなと感じます。こちらは中期的には非常に力強いほぼ不労のキャッシュフローを作り出します。
株式投資を始めて6年ほどが経過しましたが、この間にチャイナショックやコロナショック、長期的な上昇下落相場などを経験し高騰時や暴落時の自分自身の行動や精神状態の変化を知ることが出来ました。
投資は一度覚えれば一生使えるスキルです。R>Gの法則は資本主義経済の原理ですが、雇用による労働よりも投資の方が収益性が高いのは明らかです。労働により数千万円の種銭を稼いだら出来るだけ早く資本家ルートに切り替えるべきだと断言できます。
先ずはしっかりとお金を稼ぐスキルを身に着け、その土台の上に理想の生活を描き好きなことを仕事にすれば豊かで楽しい資本家としての人生を歩むことが出来るます。
これを私のサイクルで実証することが出来れば、あとは子供にこの知識を伝えてみんな一族豊かに暮らせますね。資本主義全盛の今のうちにしっかりと既得権益を築くことが今後の超長期的な幸せに繋がります。
それでは本日もありがとうございました!