SIDE FIREが現実的射程圏内に入ってきていよいよ本格的にSIDE FIREに向けての仕上げ段階に入っていきたいと思います。

2021年9月時点の純資産は3364万円、資本収入は毎月26万円となりますがSIDE FIRE実施の基準として私の中で目標にしているのが、

①資本収入>基本生活費

現在の生活費が月24万円ですので、資本収入がこれを上回れば達成です。既に毎月26万円の資本収入を達成していますので、現在の生活費で考えると達成済みとなります。

②純資産>基本生活費×12÷0.075

純資産を年率7.5%で運用すれば資本からの収入で生活を維持することが出来る金額になります。現在の基本生活費月24万円を適用すると3840万円となりあと500万円ほどで達成です。

年内に給与収入でもう300万円追加できますが、もし投資市況が良ければ上手くすると達成できます。

しかしながらこれはあくまで現在のかなり節約寄りの生活を考えた場合であり、浪費を上手く取り入れた満足できる生活という意味ではもう少し支出を増やしたいところです。

・基本生活費=50万円

現在の暮らしに加え、欲しい車に毎月+8万円、住みたい家に毎月+8万円、学費に+6万円、レジャー4万円と考えると24+8+8+6+4で50万円となります。

老後の余裕も大切ですが、若いうちはバランス良く裕福に暮らし老後こそは海の近くで畑仕事と釣りでもしながら静かに清貧に暮らしたいですね。

ここから再度上記のSIDE FIRE基準を計算しますと、

①資本収入>基本生活費=50万円

②純資産>基本生活費×12÷0.075 =8000万円

私の肌感覚的にもこのくらいの資本収入と純資産は至極妥当であり、私が心地良いと感じる生活には確かにこのくらいの自己資本が必要です。

更新した目標をどの様に達成するか

先ずは資本収入についてですが、達成のためには24万円の差額を埋めていく必要がありますね。

・太陽光発電所の繰り上げ600万円で一基を完済 +6万円

・新築不動産を自己資金1000万円で購入 +8万円

・金融資産を3000万円増やして4%ルール適用 +10万円

ざっくり総資産2億5000万円、純資産8000万円、金融資産6000万円ほどになりますね。この辺りが目標となってきます。

これを残り3年で達成するとなると差額4000万円を三年ですので年間で1400万円近い資産増加が必要です。

給与収入を毎年手取り700万円期待すると、3年後には単純計算で純資産6000万円となり2000万円ほど未達となってきます。

それでは純資産6000万円とすると逆に使える月間生活費は38万円ほどとなり、多少の出費抑制は必要なもののこれはこれで十分かなとも感じます。

その分は育児休暇期間もフル動員して新規事業からの収入をしっかり増やしておきたいですね。副業と言える時間で毎月12万円を稼げば差額を埋めることが出来ます。

あまりサラリーマン収入での資本構築にこだわり過ぎると本当に時間ばかりが過ぎて行ってしまいますので、この辺りは上手く事業収入でカバーできる仕組みを作る方が良いと思います。

SIDE FIREですので好きな仕事で稼げば良いのです。必ずしも資本からの準不労収入に頼り切る必要も無いということはとても大切な視点になってきます。

ということで2024年のSIDE FIREを目指し、引き続き前に進んで行きたいと思います。

それでは本日もありがとうございました!

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。