株価が非常に不安点な中、やはり長期の資産形成においてある分野への一点集中は危険だなという思いが高まってきました。
株式は調子の良い時は他を寄せ付けない勢いで伸び続けるのですが、突然急落が起こり一気に資産額が半分くらいになるリスクを常に抱えています。
仮想通貨は更にとんでもないジェットコースターです。但しその伸び率は株すらも寄せ付けず上がる時は一気に上がりますけどね。
対して不動産は比較的緩やかに上下するので適正な自己資本比率(30%程度)を保っていれば特に怖いものではありません。例え不動産価格が長期的に下落していてもホールドをし続けることで確実に家賃収入を得ることが出来ます。
融資無しの現金買いをすると資産の上昇スピードは非常に緩やかになりますが、心の安定は得られますし富裕層が最も好む類の資産だと思います。
太陽光については固定価格の買取制度がありますので、設備故障が起きない限りは確実な売電収入が得られます。価格は相場に左右されることは無いですが、固定価格がネックとなりインフレが起こるほどに相対的に収益性が落ちてきます。
長期的な資産上昇のためにはこういった性質の異なるものを組み合わせて資産運用を行うことが大切です。ということで資産ポートフォリオをまとめてみました。
■総資産ポートフォリオ
評価額をベースにした総資産ポートフォリオを以下に記します。
少し分かりづらいですが、不動産が全体の半分以上、続いて太陽光、株式となっています。
現物不動産を組み入れた資産形成初期はどうしても資産が不動産に傾きますね
これが資産バランスの実態ですので、ここから見た場合は不動産以外の資産を増やすことを意識したいですね。
■純資産ポートフォリオ
対して総資産から負債を引いた純資産ポートフォリオを見てみます。
株式が最も多く、続いて太陽光、保険退職金の順番になっていますね。
こうして見ると逆に不動産がかなり少ないので、繰り上げ返済に株や仮想通貨資産を回して全体のバランスを整えたいところです。
日本円現金も多少心許ないので全体の20%ほどにリバランスしたいと思います。
長期的にはやはり株式・不動産が強いので、最終的には不動産と株式を三分の一ずつ、残りを現金や金仮想通貨その他資産での分散保有を進めていきます。
ポートフォリオを眺めているとどういった経済シナリオに対して強く、逆にどういった経済ショックに対して弱いのかが浮き彫りになってきます。
私の場合は不動産の融資割合が非常に高いので金利上昇や天災への体制が低く、自己資本比率の改善と不動産以外の資産の上昇が課題となっています。
引き続き家賃収入を返済に充てつつ、まだまだ時間を掛けて資産形成を進める必要性を感じます。
融資を活用した不動産資産形成を進めるにしても、自己資金を3割入れて自己資本比率30%以上は維持していきたいですね。
逆に負債が多く現金が少ないのでインフレに対しては強く、インフレが進むほどに資産額が上昇を続けることが期待されます。
未来がどうなるかはやはり誰にも分かりませんので、ここは思い切った選択をせずバランス良く資産形成を進めていきます。
皆様の資産形成の参考になれば幸いです。
それでは本日もありがとうございました!