不動産や太陽光発電事業は現物を所有し、建物や発電施設をメンテナンスしながら収益をコントロールしていく事業です。
従って入ってくるキャッシュフローの一部は将来の修繕費のために積み立てて行かなくてはなりません。
大体私が持っている目安としまして、一棟アパートであれば毎月2万円、太陽光発電であれば毎月1万円を積み立てるというものです。
上記に従えばアパート一棟毎に10年で240万円、30年で720万円が積み立てられますね。太陽光であれば10年で120万円、20年で240万円となります。
これが具体的に何に使われるかと言いますとアパートの屋根やコーキングのメンテナンス、発電所のパワコンやフェンスの修繕等に使われます。
勿論その他にも管理費や清掃費、草刈りや電気設備のメンテナンス等も掛かってきます。但しこれらについては私の場合は管理費として毎年経費計上されますので、修繕費として積み立てるべきは前述の金額となります。
今までアパートは5年、太陽光発電所は3年半と1年半ほど運用しています。
そこから計算をしますと本年年末時点で不動産については120万円、太陽光については66万円の積立金が必要となります。
それに対して現金は株式投資などに回してしまっているので144万円ほど不足してしまっています。
ということで一度金融資産の現金化を行い、適正な積立金を口座に移すことにしました。これで何かあって突発の修繕費が必要となっても対応出来ます。
不動産も太陽光も20年、30年の長期運用を行うため余裕を持った資金繰りで安定して経営を進めたいと思います。
それでは本日もありがとうございました!