投資市場、特に米国株と仮想通貨界隈が非常に好調ですが、逆にここまで上がってしまうと買うのも売るのも難しいなと感じてしまいます。
あまりに上がり過ぎるとそれはそれでもっと買っておけばよかった。下がったら下がったで早く売っておけばよかったとなりがちです。
こういう時に心地良く落ち着いて過ごすためには自分なりの資産運用に対する考え方や取り組み方を固めておく必要があります。
ということで本日は日本円による現金保有について書いていきたいと思います。
私は大富豪の投資術という本を読んで資産運用を学びましたが、その中で生活費の1.1年分の現金を手元に置くという考え方が紹介されていました。
1.1年というのは仮に何か不測の事態があっても1年と少しあれば立て直すための時間としては十分だよねという期間になります。この期間を働かなくても日々を安心して過ごせる現金を常に手元に置いておけば、何かあっても人生何とか立て直せるでしょう。
再就職先を探しても良いですし、ビジネスを構築して収益が入り始めるための時間としても妥当です。
現在私の生活費は毎月24万円ですが、それに最低限の年金社会保険料を毎月6万円とすると毎月30万円となります。
それの1.1年分ですので、360×1.1=396万円となりますね。
それに加えて私の場合は不動産の修繕積立金を稼働開始日より毎月2万円、太陽光を二基分で毎月2万円積み立てていますので、2021年末時点で186万円を積み立てるのが目標になります。
再投資のための現金を温存しておいても良いと思いますが、私の場合は不動産太陽光や配当金から定期的なキャッシュフローがあるため急落や調整局面が来れば少しずつ安値で買い増す戦略を取っています。
ということで合わせて396+186=582万円が今年末時点での日本円目標ですね。純資産全体の16%ほどになります。
高騰している株や仮想通貨の一部売却を行いこの値にリバランスしていきます。
資産運用はとかく執着しすぎると売ったり買ったり毎日チャートを見てしまったりと時間を掛け過ぎてしまいがちになります。
その間は精神的にも落ち着かず折角の日々を台無しにしてしまってはもったいないですよね。チャートを見るのも楽しいのですが、やはりより生産的な時間の使い方をすれば人生の可能性は開くと思いますし。
毎日評価額が気になるようではそのやり方は現時点では正しいやり方とは言えません。
先ずはご自分がどの辺りであれば日々を穏やかに過ごせるかの基準額を決め、そこを維持しつつ自身の精神状態を時間を掛けて見ていくと資産運用に対する正解が見えてくるかと思います。
始めは中々慣れませんが、2~3年やっていると段々と慣れてきます。
とにかく資産運用は長期戦です。途中で止めてしまっては資本主義成長の恩恵を受けることは出来ません。
自らが心地良く過ごせる考え方を持ち、日々を幸せに過ごしながら資産運用を末永く楽しみましょう。
それでは本日もありがとうございました!