おはようございます。今月からいよいよ実質的な育児休暇が始まります。

育児休暇自体は来年の1月からなのですがその前に有休消化がありますので、今月から来年の5月まではサラリーマンはお休みになります。

いざ会社の仕事から離れると本当に大きな余裕が生まれ身の回りの小さなことが見えるようになります。子供が生まれた時期も、仕事の区切りの時期としても、資産形成の状況としても結果的には全てが丁度良いタイミングでしたね。

これからは少しずつ人生の舵を資本家の道に切っていきますが、それに備え本日はSIDE FIRE基準の更新について記事にしていきたいと思います。

SIDE FIREのためには生活に掛かる費用を資本収入から賄えること

以前にも記事にしたSIDE FIRE基準の更新ですが、育児休暇を兼ねたお試しSIDE FIRE期間に入るにあたりこの基準を再度見直してみることにしました。

これから暫くはサラリーマン収入が途絶えることになりますが、この育児休暇期間を活用しサラリーマンを次第にランプダウンしつつ、それに代わる事業の拡大を進めていくことにしています。

事業の仕込み時期は売り上げ開始までどうしても収入が入らない状態が続きます。その期間での資産の取り崩しはそのまま資産からの収入の減少に繋がってしまいます。

収入の減少は焦りに繋がり、焦りからどこかに雇われて働き始めてしまってはもはや何をやっているのかわかりません。無収入期間も落ち着いて事業立ち上げに専念するためにはその期間の資産収入で生活を賄う必要があります。

以前のSIDE FIRE基準では

・レジャー費用

・年金社会保険料

・将来の資産形成のための積み立て金

これらを除いた生活費を運用利回り7.5%で割り戻したものをSIDE FIRE基準としていましたが、日々生活を送るにあたり年金社会保険料については確実に出費としてお金が出ていきます。

ということで年金社会保険料を生活費に加え、それを資本運用利回り7.5%で賄えることをSIDE FIRE基準達成の純資産額目標とすることにします。

私の場合は

基本生活費(24万円/月)+年金社会保険料(6万円/月)=30万円/月

30万円×12か月÷7.5%=4,800万円

ということでSIDE FIRE基準達成のためには

・毎月30万円の資本収入(税引き後キャッシュフロー)

・純資産4,800万円

こちらを目標とすることにしました。

更新前はこれが24万円、3840万円でしたので少しハードルが上がりました。

そして以前に記事にした資本家基準である純資産4,860万円とほぼ一致しましたね。やはり純資産5000万円辺りが現在の日本で経済的自由を達成するための基準額となるのは間違いなさそうです。

運用利回り7.5%は少し高いように見えますが、これは主に太陽光と不動産に私自身の労働資本を一部充てることで十分に達成可能な利回りとなります。

年金社会保険料についてはマイクロ法人の設立やどの資産クラスから収入を得るかで変わってきますが、ここでは私が自営業で年収300万円、妻が無収入とした場合に掛かるおおよその金額を毎月6万円としています。

利益に掛かる税金については課税分を差し引いた後のキャッシュフローを資本収入と定義しています。今年実績で課税後のキャッシュフロー毎月約27万円となっています。

SIDE FIREに向けて引き続き頑張っていきますよ!

私の中でSIDE FIREを以下の様に定義しています。

「最低限の生活費を運用資本からの収入で賄い、好きな仕事で日々の楽しみと将来の資産形成のためのお金を稼ぐ」

そこから考えた時に、やはり今回更新した基準がより実用性が高いと考えるに至りました。

そして日々の楽しみや資産形成のための元本すらも資本収入(資本は全て純金融資産で4%ルールを適用する)から賄えるようになればFull FIREですが、特にここは目指していませんし目指す必要もないと考えています。

人生に仕事は必要です。仕事が心から楽しい、仕事の時間も場所も自由にできる。そんな日々を実現すべく、これからも地道に進んでいきたいと思います。

皆様のご参考になりましたら幸いです。それでは本日もありがとうございました!

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。