世の中には様々な投資があります。
その中で最強の投資は疑うことなくインデックス投資です。
単年では大した利益を生みませんが、年利数パーセントを複利で長期運用することで資産が爆発的に増えていきます。
将来の資産形成を考えるのであればインデックス投資が最強です。しかも手間が全く掛からない。
それに対して不動産や個別株投資は自身の労働力を対価に運用中の利回りではインデックス投資を上回ります。投資というよりはより労働に近い性質を持っています。
今回はそれぞれの投資について所見を書いていきたいと思います。
それでは先ずはインデックス投資を元手1000万円で5%で運用した場合の資産上昇を計算してみましょう。
10000000 * 1.05^30 = 43,219,423円
30年で4倍強となりました。
より一般的に考えた場合、恐らく多くの方が35歳くらいから資産形成を意識し始め65歳まで働きながら毎月5万円を30年積み立てることになるのではないかと思います。
計算すると24,967,759円となりました。
年金と合わせれば老後資金には十分そうです。
投資を純粋に手間をかけずに資産形成の手段と割り切るのであればインデックス投資一択です。あとは何も考えなくても良いです。
それに対して不動産や個別株投資は常に相場の状況や物件の経営状態を確認し、場合によっては大きな判断や実労働を必要とします。当然人生の多くの時間を投下することになります。
その分は当たり前ですがリターンは大きくなります。体感的には年利10%~20%ほどのリターンも十分に見込めます。
例えばこれを利率15%として忍耐と根性で30年続ければ、元手の1000万円は66倍となり66億円となります。まさにウォーレンバフェットの住む世界線です。
運用金額が5000万円となったころから毎年10%を生活費に使えば、残りの5%のイールドギャップで資産を増やしつつ専業投資家としての生活が可能となります。
そして生活費を抑えれば抑えるほどイールドギャップを大きく出来るので資産形成は加速しますね。
私も投資家としてはまだまだヒヨコレベルですが、それでも投資が楽しいと思えることが最も大切だと感じています。
個別株が好きで好きで仕方がない。そういう方は企業研究や将来予測に夢中になり着実に資産額が成果として目に見えてくると思います。
私は不動産が好きですし、その街を見て歩いて肌に感じてその街に物件を保有し、間取りの見事さや建築のデザイン性を眺めたり、そこで暮らす人々に快適な住まいを提供することに大きな充実感を感じます。
不動産は本質的には投資ではなく、社会を創り上げる実業です。ここに魅力を感じているのです。太陽光発電も同様ですね。
そして個別株投資も大好きです。好きな商品や飲食店の株を保有するのは非常に満足感がありますし、目利きを行えば利益として確実に応えてくれます。日本株の保有が相対的に多いのはその現れでもあります。
逆にインデックス投資には正直面白さを感じません。ただ確実に上昇していくことが期待できる以上、老後まで使うことのない資金をインデックスに回し手間を掛けずに運用していくのは合理的であり私もこの戦略を敷いています。
総括すると、実業しての不動産を生業とし、個別株でマーケットや世界の変化を楽しみつつ、インデックスで暫く使わないお金を運用する。こんな感じです。
金や暗号通貨や債券、外貨や保険等にも投資をしていますがこれらは毎月それぞれ1万円程度を積み立てているだけです。金や暗号通貨は保有していて楽しいですが、他はまあ一般教養程度に嗜んでいるだけで正直どれも投資として必要とは考えていません。
この中で一つだけを選ぶのであればやはり不動産ですね。事業としても投資としても将来の資産形成としても成り立ち、かつ団信による生命保険効果もある優れものです。
今回は優秀な投資先としての不動産、個別株、インデックスを比較しつつ触れてみました。
それでは本日もありがとうございました!