安心してセミリタイアできる資産額は純資産1億円、資本収入毎月50万円

のんびり南の島でセミリタイア生活。

誰しも一度は憧れるであろうこのセミリタイア生活ですが、どのくらい資産があれば安心してそんな生活を送れるのか。

実際に育児休暇の無収入期間を体験し、それを通して得たこれくらいあれば安心という感覚で言いますと

・資産からの収入が毎月50万円

・純資産1億円

これが結論となりそうです。

先ず資産からの収入毎月50万円についてですが、その用途内訳は基本生活費30万円、社会保険料10万円、貯蓄・資産形成・レジャー費用10万円です。

一般的なご家庭の支出が大体このくらいではないでしょうか?

生活費を無理に抑えず、年金社会保険料はきちんと支払い、貯金や投資で資産形成をしつつ毎週末は家族でお出かけする。そんな生活をイメージした支出となります。

毎月50万円のキャッシュフローを築くだけであれば中古築古不動産を購入すれば純資産は3000万円程度で十分だと思います。

では残りの7000万円はと言いますと、国内不動産最大のリスクである日本国衰退に対して海外資産への投資でリスクヘッジするためです。

と同時に中古不動産は築30年以上の築古の場合20年ももたないことが想定されますので新規物件購入や修繕のためにも一定の現金が必要です。

不動産5000万円、海外株式5000万円を基本に、不動産は築浅~築古をバランス良く持ちつつ現金に振り分け、海外株式についても一部は現金や金債券暗号通貨等のコモディティ資産に振り分けてリスク幅を調整していくのが良いと思います。

私自身も資産を不動産+太陽光2000万円、株式コモディティ2000万円、現金1000万円ほどに振り分けることで毎月20~30万円の資産収入を得ています。これを丁度2倍にすればセミリタイアです。

そしてこのセミリタイアに足りない毎月収入20~30万円を働いて得るのが生活を維持するための必要労働量です。逆に言うとこれ以上働けばその分資産が増えていきます。

もし単身の方で生活費が諸々合わせて25万円であれば、セミリタイアのために必要な純資産額は5000万円ほどとなります。

逆に贅沢三昧な暮らしを毎月100万円でしていれば純資産額は2億円になります。

このくらいの基準を保てれば生活に必要な費用を資産からの収入で賄いつつ、資産自体の成長により純資産額はゆっくり増えていくと思います。老後も安心ですね。

ということで始めは小額から投資を始めつつ、資産収入と純資産額が早く目標に到達するように一生懸命稼ぐ。これをお勧めしたいと思います。

私もあと7年でこの資本収入毎月50万円、純資産1億円を達成します。

そしてその後はのんびりセミリタイア生活( ゚Д゚)

それでは本日もありがとうございました!

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。