太陽光発電を始めた切っ掛けは当時Big tomorrowという雑誌で見た記事でした。

雑誌に紹介されるようなものが今更利益を出せるのだろうか?正直半信半疑で始めました。しかも実際に買ったのはその1~2年くらい後だったと記憶しています。

それが今では多くのキャッシュフローを生み出す資産収入の立派な柱の一つになってくれています。

何事もやってみるのが大事だということを学んだ投資でした。

一基目「桜」は物件価格が連携負担金と土地造成費を合わせて1304万円、二基目「霞」は999万円でした。

シミュレーション値での年間売電量はそれぞれ171万円、134万円で表面利回り13.1%、13.4%です。

ということでこの4年間の収支をまとめていきたいと思います。

2018201920202021
売電収入:桜1,062,3541,783,4831,711,3741,786,654
売電収入:霞001,088,3321,274,124
土地造成費・土地購入費790,00003,000,0000
連携負担金584,0720447,7090
登記費用64,000070,0000
償却資産税・固定資産税0149,500133,400216,020
借地料70,44998,90098,90098,900
不動産取得税0023,2000
除草委託費用00066,000
維持管理費用100,00090,000100,000140,000
発電所電気代15,47325,83626,2811,217
備品・修繕費・研修費30,00000273,290
ローン返済465,240930,4791,446,4121,442,326
繰り上げ返済0700,00001,400,000
キャッシュフロー-1,056,880-211,232-2,546,196-576,975
残債11,346,0689,986,19115,914,26013,420,753

太陽光発電のキャッシュフローは教育費に当てていくつもりなのですが、娘がまだ教育費がほとんど掛からないので基本的にはキャッシュフローはそのまま繰り上げ返済に回しています。

ローンも15年返済ですので、あと11年で1基が無借金となりその後の5年間はローン返済の無いFITの恩恵に与ることが出来ます。丁度学費がピークになる頃にローン負担が無くなる計画です。

融資交渉を初めて自ら実施した記念すべき収益物件でもあります。

FIT終了の20年目以降は元気であればそのまま時価での売電を続けつつ、30年まで運用するのも良いかなと考えています。年金の足しには十分なはずです。

一度太陽光発電所として立ち上げた用地はそれだけで資産価値が出ると思いますので、それなりの価格で出口も見込めると考えています。

発電所も買い増していきたいのですが現在は値段が上がり過ぎて買い増しも出来ず、融資が出ても買ったら買ったらで担保評価がマイナスとなり不動産融資上も不利になります。

太陽光は表面利回り11%は無いと20年での回収は難しいです。ということで残念ですが現在の二基体制での運用を続けることになりそうです。

また運良く良物件を購入する機会があれば是非その時は買い増したいですね。

太陽光発電事業は再生可能エネルギー政策に関わるエネルギー生産事業ですので、このまま楽しみつつもしっかり維持管理し、安定したクリーンな電気を生産していきたいと思います。

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。