お金を上手く使えるようになると人生が本当に見違えたように快適になります。
このお金の使い方を詳しく教えてくれる人が身近に、両親や兄弟、親友に居て欲しかったと思うことがありました。
そして今ではかなり私自身がお金に詳しくなってしまったので、もう私としては周りにいて欲しいとはあまり思いません。
逆に言うと、今の私が出来ることは身近にいる大切な誰かのためにお金の知識を活用することだと思います。
それは別にTop of the Topの知識経験である必要なんてありませんし、ピアノの上達に苦労した人の方が教えるのが上手い様に、むしろ悩みや苦労をより深く理解する私の様な一般サラリーマンの方が実利的なアドバイスが出来るはずです。
そんな素敵な人が身近にいたらな・・・と思う時間があるのであれば私自身が出来る範囲で誰かに与える行動を選びます。
ということでお金に悩みつくした高級車乗りまくりのカードローンまみれ時代⇒堅実な準富裕層まで到達した私なりのアドバイスを幾つか書いていきます。
・日本円現金は生活費の1年分以上持つ。
これは人により3ヵ月だったり2年だったり幅はありますが、 この辺りは今の仕事がどれくらい好きでどれくらい安定しているかにより変わってくると思います。 私は1年以上が適正と思います。
四季を通して若いうちの人生を気楽に1年楽しみ、その後の就職活動期間の1~2か月程度の生活費があれば無収入の期間を過ごしても人生の経済活動を維持することが出来るからです。
社会に出たら定年まで一生仕事が続く人生というのはちょっとおかしいと思います。どこかで一度のんびりと一年を過ごす期間が30代、40代の若いうちにあるべきです。
逆に言うとこの金額が貯まるまでは大きなお金を投資等のリスクに晒すべきではありません。非常に居心地の悪い日々を過ごすことになります。やるなら少しずつですね。
私の場合は基本生活費+社会保険料が毎月30万円ですので、1.1年分の400万円を投資現金待機枠とは別に常時保有するようにしています。
焦らなくても投資で儲けるチャンスはこの10年で数多くありましたので、しっかり生活費用の現金基盤を作り上げてから投資を始めても決して遅くはないです。
・株、暗号通貨、不動産、金、債券等をバランス良く保有する。
米国株が好調、と聞くとどうしても米国株に偏ったポートフォリオになりがちになってしまいます。
ですが好調な時ほどお金が集まり暴落も起こり易くなります。さりとて上昇の波に乗らないのも単なる機会損失です。
資産はバランス良く、上昇力の強い株や暗号通貨、堅調でインフレにも強い金、定期的な収入をもたらす不動産や利息の確実な債権等にバランス良く分散しましょう。
不動産現物を持つのはハードルが高いですが、REITであれば証券口座で低額から購入出来ますし分配金利率も比較的高いので活用してみてください。
短期で大儲けする必要なんて全くありません。必要資産額以上の金額は保険でしかありません。資産はバランス良く持ちましょう。
・お金が全てでは無いことを理解する。
お金を持てば持つほど、本当に必要なお金は生活費とたまに楽しむ優雅な旅行資金程度だなと感じます。
仮にいま手元に1億円が入ったとして、私が何をするかと考えると収益不動産と株の購入です。結局資産を買うだけです。
高級車を買おうとかタワーマンションの頭金にしようとは思いません。買えても維持費が高くつきますし、高級品は見栄を張る道具としては優秀ですが特に必要としていません。
ただこういう価値観も一度散財してみないことには分からないと思いますので、高級品が欲しいなと思われる方は一度思い切って百万円程度一気に使ってみると天井が見えて良い経験になると思います。
結構お金って使うの難しいな、と感じたらお金持ちへの道はもう開けています。
生活費や教育費を支払うためのお金は必要ですが、逆にそれ以上のお金はあまり大きな価値を持たないことは注目に値すると思います。
このお金の知識や投資経験はこれからの人生で大きな金銭的利益を生み出すと考えています。
恐らく保有純資産の10%程度の利益を毎年生み出し、これからこれを30年は活用できますので老後までに10億円の資産に到達することも現実的にあり得ると考えています。
ですが一人でお金持ちになっても全く面白くありません。
友達や家族がお金で苦労する様は見るに堪えませんし、かと言って直接金銭的援助など出来るわけもありません。
知識の伝達は贈与税も掛からず、誰かの一生の糧になり得るものです。
このブログでも私の持っている知識経験を発信し、もちろん世界一の投資家ほど儲けることも超資産家層ほど知識があるわけでもありませんが、借金スタートのサラリーマンが体験しサラリーマンレベルで準富裕層に到達した経験が参考情報になるなら何より幸いです。
そして先ずはしっかり身近な人たち、家族や友達に知識を伝えていきたいですね。それはどんな本に書かれるよりも真摯で真剣で信頼できるアドバイスとなるはずですので。
それでは本日もありがとうございました!