私は昔から投資をかじり始めた社会人なりたての頃から、何故か金プラチナの積み立てを始めていました。

純粋に貴金属の輝きが好きというのも理由としてあったと思います。実際に手に取ってみるとその重みと美しさには魅了されます。

そして金は守りの資産。株価暴落時も値段を維持する。

ですが実際に運用してみると案外価格に上下があり、配当金や利息も無く今一つ扱いの難しい資産だなと感じています。

以下が金価格のチャートですが、2017年は1g当たり4500円ほどだったものが本日時点の田中貴金属工業小売価格で1g7681円まで値上がりしています。

田中貴金属工業HPよりチャート引用
https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/m-gold.php

腐っても金。あまり良い言い方では無いですが投資商品として見た時にはこれが率直な感想です。

私は金には価値保存機能があり、世界が核の炎に包まれても金には価値が残ると考えています。

娘には毎年誕生日に1オンスウィーン金貨を一枚送ります。

それを娘が成人する日に生まれてからの写真を集めたアルバムにして送るつもりです。

金の価値保存機能と、思い出と言う永久に残る資産は相性が非常に良いです。

きっと娘にとって一生の宝物となり、お金が本当に必要になった時に使ってくれるでしょう。そのまま孫にプレゼントしてくれるかもしれませんね。

これが私にとっての金投資の最終形となるでしょう。金は客観的な価値を示すものでは無く、私と娘の思い出を美しく彩りその価値を最大化します。

どちらかというと時計やワインや宝石に似た性質ですね。次世代に価値を残す資産として運用しています。

資産形成を目的とした私自身の投資ポートフォリオにおいてはさほど大きな比率は占めておらず、毎月1万円分を金・プラチナ・銀で積み立てて貴金属材料の価格動向を掴むプローブとして使っています。

以上、私にとっての金投資を書いてみました。

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。