子供が出来てから思うのは、両親がどれほど自分に愛情と時間とお金を割いてくれたのかということです。
365日を共に過ごし、毎日食事を作り教育費を稼ぎ、時に子供に鬱陶しがられ、それでも変わらず見守り続ける。
筆舌に尽くせぬものですね。
そして祖父母も同様に、夏休みに帰省すればいつだって楽しそうに面倒を見てくれたものです。
実は子供が生まれ、祖父が亡くなった時に不思議な体験をしました。
子供の眠るベッドの横に誰かが立っているのです。
「お前誰だ!!」
真夜中で寝ぼけていたのもあり大声を出したときにその姿は消えました。
きっと最後にひ孫の顔を見に来たのだろうなと思っています。きっと今も見守ってくれている、だから子供は病気にかからずあんなに太陽の様な元気いっぱいの笑顔でいられているのだと思います。
ご先祖様を大切に。昔から言われていることですが、それが出来ずにいると人生に必ず後悔が残ります。
孫は自分が活きるのに必死で周りの人に気が回らないのだろう。そう思いながらもきっと会える日を楽しみにしていたんだろうなと想像します。
それは両親もきっと同じです。
孫に会える喜びは私にはまだ分かりませんが、これもまた想像を遥かに超えるほど嬉しいのだろうなと推測します。
時に釣りに連れられ、時に愛情一杯の厳しい叱責を受け。自分にもそれが出来るのだろうか、そんな人間になれるのだろうかと考えます。
結局人は誰かのために生きるのが一番幸せなのだろうなと。素直にそう思います。
時間は待ってくれません。後悔の無い様に日々を過ごしていきたいものです。
夏休みの真っ青な空の下、今年はふるさとにお墓参りに行こうと思います。