私の娘もその子供達もずっと続く豊かさ。これこそは私が目指しているものです。
私の代では凡そ資産10億円ほどを目標としていますが、それを代々子供たちが受け継いでいって欲しいと考えています。
そのために自分がどうあるべきか。考えていきたいと思います。
昔から何世代も続く富裕層の習慣を書物や文書で見るのが好きです。
教育費に高額のお金を使ったり、人のためのお金は惜しまなかったり、と思えば古い車を何十年も乗ったり、一見金利の高い小規模の信用金庫を使ったり。
お金の使い方がとても美しく、こういった知見が常々心の中の一挙手一投足にお金の使い方の一定の流れや方向性を作り出してくれています。
例え10億円持っていても、毎日を浪費して過ごしていけば数年、数十年、数百年の内に必ずその資産は消えてなくなります。
この富裕層としてのお金の使い方を身に着けること。その根底にある考え方を身に着けること。
私は恐らくですが正しいお金の使い方を理解しています。資産が数千万円になってもやっぱり日々の出費が学生時代の様な金額なのは、お金の本当の使い方を理解しているからだと思っています。
これは一朝一夕では身に付きません。
お金の増やし方に焦点が行きがちですが、大切なのは年利何%で増やすかではなくきちんと管理された中で正しく使われているかどうかです。
バランスシート適正化のための繰り上げ返済や経営改善のための設備投資に先日も200万円ほど使いましたが、私の生活は至ってシンプルで楽しみの浪費と言えばガーデニング用の珍しい苗木を買ったりやってみたかったゲームを買ったりとその程度のものです。
大学時代友達と一緒に泊まりに出かけて少しでも安いぼろぼろの旅館を探したり、話をしながら車で近所のドライブスポットを巡ったり。幸せというのはそういうところにあります。
質素倹約。少しでも安く買い物を済ませる工夫。こういった小さなことも大切です。
そして何よりキャッシュフローを最大化する地道な努力。
こういった資産を増やしていく根底の部分を時間を掛けて子供に伝えていきたいと思っています。
富裕層と言うと金銭的な話に目が行きがちですが、人格もライフスタイルも豊かな人達が自然と裕福になっていったのでしょうね。
お金を正しく使うことが大切で、お金を使わないことが本質ではありません。
イギリスの公園で歩き回るうさぎを見ていれば動物園に行かなくても済みますが、美しい自然を維持するにもやはりお金は掛かります。
旅行にもお金は掛かりますし、旅先で美味しいものが食べれないのは何とももったいない。思い出のためのお金は惜しむべきではありませんね。
世の中には素晴らしい書籍があふれています。読みたいと思う本があれば迷い無く購入します。本の価値と金額を比べるととんでもなく非対称であることが分かります。
自分で野菜を育てればお金は掛からず植物を育てた経験値が身に付きます。これは将来の様々な可能性につながります。近所の市民農園をただみたいな金額で借りられたりするものです。
こうやって自分の価値観に焦点を合わせたお金の使い方をしていくと生活にほとんどお金が掛からないことに気づきます。
あとは現金が無理なく入って来る仕組みの中でお金を使う量を制御すればいつまでも豊かさを維持することが出来そうです。
子供だからと言って子供用の教材である必要は無いと思っています。
素直にお菓子を買う時に金額や原価のことを考えたり、自分にはどれだけのインカムがあって、それをどこから手に入れていて、その収入源をどうしたら絶やさず増やしていけるのか。
こういった当たり前のことを習慣として続けていけば良いと思っています。
もちろん子供向けのモノポリーや人生ゲームの様なものがあっても良いとは思いますが、あまり変に子ども扱いする様な分野でも無いと感じます。算数は算数で子供向けの教材なんてないわけで。
投資は早く始める方が良いとも言えますが、片や30年前に日本の不動産にキャピタルゲイン狙いで投資していれば上手く行っても今くらいで損益イーブンです。
今であれ30年前であれキャッシュフローの大切さを理解しておけば投資はいつ始めても良いのです。こういった理解をジュニアNISA等の仕組みを上手く使って深めて欲しいですね。
学業教育において子供扱いされた記憶は私にはありませんので、日々実践の中で子供が触れるものを丁寧に取り上げていけば良いと考えています。
ついつい将来のことに目が行きがちですが、結局は私自身が代々続く富裕層となるに足る能力があれば自然と子供もそうなっていきます。
子供は思った以上に親のことを見ています。もう何でもかんでも真似してきます(笑)
日々習慣的に資産管理をする姿も段々と見習い覚えていくのだと思います。
日々勉強、実践、経験、そして改善ですね。今この時に何をするかが大切です。
ということでまだまだ続く人生を楽しみつつ、確実に富裕層の世界の扉を開いていきたいと思います。