人生お金ばかりじゃない。経験も大切だ。特に若いうちほど。
それでもお金は大切だ。お金を増やしていかないと。
先日散歩しながらこんなことを延々と考えていました。恐らく同じ様な悩みを抱えられている方も多いと思います。
若いうちの時間も若々しい感覚も限りあるものですので、その時間に欲しいものが購入できない、お金で楽しめないのはもったいない。
それも間違いの無い事実です。
ですがやはり資産額が目標値に達するまでは資産形成が最優先です。
お金はある一定量を超えるとそこから個人として得られる価値は飽和していきますが、足りないと水が不足するがごとく非常に苦しい生活を余儀なくされます。
こうなるとお金を得るために働かなければなりません。
体調が悪かろうと、他にやりたいことがあろうと、働くことが最優先となり人生の自由はありません。
これは現代社会に残る奴隷制度そのものです。
個人的な感覚ですが、この状況を突破する資産額が3000万円と感じています。
ここで資産が3000万円あり、収益資産が2500万円と現金500万円を持ったとします。
そうしますと運用利率を年間7%とすると毎月15万円の現金収入が入ってきます。
手元に現金も厚くありますので、体調不良により仕事を1年間休んでも暮らしていけますし何なら最低限の生活は資産からの収入で賄うことも出来ます。
これははっきりと前述の奴隷状態から解放されています。
この資産3000万円を超えることでようやく人生の選択権を得るのです。私自身もためらいなく育児休暇を取れたのは資産背景が私を守ってくれることを知っていたからです。
恐らくこの3000万円が多くの方が目指すべき資産額となると考えています。
私は~しなくてはならない、~しないといけない、~しないと損します、そういった文章表現をあまり好みません。
しかしどうしもてこの資産形成を優先しなければならない状況というのは真理だと感じてしまいます。
若いうちの時間はかけがえのないものです。それでもお金を使った娯楽はお金が出来てからにしましょう。
私は若いうちの浪費を後悔はしていませんが、結果的には企業への隷属期間を延ばしてしまう原因ともなりました。このテーマは何度も考えては見解が変わったりもしましたが、やはり資産形成を優先するのが幸せにつながると今では感じています。
最終的には個々人の価値観なのですが、やはり資産形成には必死になった方が良いです。お金を使うにしてもその月の資産形成を阻害するような使い方は控えるべきですね。
と同時に働くことの大義名分を失っているのが現代社会だとも感じます。きっと昔の日本はこうでは無かったんだろうなと想像します。