本日帰りに何気なく寄ったイオンで鯛のあらが半額で売っていました。
値段は・・・99円!?・・・だと( ゚Д゚)
即買いです。
最近の愛媛県産養殖真鯛はクオリティが高く、これは養殖業者さんと物流屋さんの努力の結晶です。
価値に対して明らかに安価である。これは投資家として飛びつきたくなる商品ですね。
塩焼きでも鍋でも、鮮度次第では上手く身を切り出せば刺身でも食べられますが、やはり魚のあらと言えばあら煮。
ということで鯛のあら煮レシピのポイントです。
①あらは一度熱湯に浸けて20~30秒ほど湯がいた後、水を流しながら手で鱗やぬめり、残った汚れを洗い落とす。
※この時乱暴に洗いすぎて身を崩したり皮が剥がれてしまわない様に注意。魚を水で手洗いというのは違和感あるかもしれませんが、ここでしっかり汚れと鱗を取っておけばとても美味しくなります。湯がいたお湯は出汁が出てもったいなく見えるかもしれませんがまだまだ出汁は出るので全て捨てる。
②鍋に魚が浸かるくらいに多めに水を入れ、日本酒を一回し気持ち多めにかけて10~20分しっかり煮て出汁を出す。
※養殖真鯛は脂が乗っているのでぱさぱさにはならない、と同時にタレに鯛の美味しい出汁をしっかり出す。灰汁を綺麗に取る。
③煮汁が三分の一くらいになってきたら醤油一回し、砂糖おおさじ3杯、みりん一回し入れて再度煮込む。
※煮込み時間で身へのたれ味の入りが変わって来るので時間は短めがおすすめ。この辺りは好み。煮込み時間が長すぎると佃煮っぽくなる。
④煮込みながら味を見つつ好みで調味料を足す。煮汁が気持ちしょっぱくなってきたら完成。
※最後に味を仕上げに行く感じ。
と非常に簡単です。煮つけは何だかんだ適当にやっているのが一番美味しくなるので細かいことは気にしなくて大丈夫。
ポイントは始めに①の工程でしっかり魚の臭みと口触りの悪い鱗を手洗いで取ることです。これをやっておけば非常に臭みが少なく食べやすくなり鯛の純粋な旨味を楽しめます。これはお鍋等他の煮込み料理でも始めにやっておいた方が良いと思います。
原材料費200円未満で立派なメインディッシュの出来上がりです。
好き嫌いの多い私の娘も「食べたい食べたい」言いながらもりもり食べてくれました。
これは父親の料理の腕前が良かったからですね(笑)。というが作り方自体非常に簡単です。
上記のレシピで作ると臭みも少なくお子様でも食べやすい味になると思います。
鯛あらは正に知る人ぞ知る食材、2倍くらいの値段を付けても文句ないクオリティです。
ということで皆様も鯛あらを見つけましたら是非お試しあれ。食費節約にもなり且つ豪華な夕食が楽しめますよ!