4年前に始めた太陽光発電所運営。
昨今のインフレとエネルギー問題でその価値が急上昇しています。
ということでセルフ査定してみたいと思います。
新築の場合は東京から車で1~2時間程度のアクセスの良い東京電力圏で利回り8.8%、中古の売却利回りは運用3年くらいでも10%程度は出ている様です。
私は運用年数4年と2年の物件を持っています。
・太陽光発電所「桜」:昨年売電税込み178万円
・太陽光発電所「霞」:昨年売電税込み127万円
桜が運用4年なので仮に利回り10.5%で売れるとすると売却価格は1695万円、霞が2年なので9.5%として1336万円となります。それぞれ24円物件で価格も管理面積も手ごろなのですぐに売れると思います。
霞ヶ浦でバス釣りやマリンレジャーと車中泊を楽しみながら発電所を経営して釣り代と旅行代とお小遣いを稼ぎませんか?と言えば速攻売れそうな気がします。
現在の残債がそれぞれ646万円、592万円なので上記査定が正しければ差し引き純資産1793万円となります。
本当はもう一基「光」という物件を購入予定だったのですが地主の都合でキャンセルとなりました。あれは本当に惜しかった・・・当時お金も無かったので業者の代替提案物件も買わずの判断ミスでしたね(笑)
あちらは年間予定売電価格240万円ほどでしたが当時の価格は連携負担金等込み込み2200万円ほどでした。あれを買えばもう600万円ほど純資産を積み増せていましたが、まあ二基買えただけでも良しとしましょう。
蓋を開けてみると不動産よりもよほど高利回りで運用できましたね。
始めた時はどうなるかドキドキでしたが。これが世に言う恐怖の報酬。
と売却価格は算出してみるものの、私自身太陽光発電所の運営を楽しんでいますので売却するつもりはさらさらありません。
これからも安定して物件稼働を頑張りつつ、毎年140万円ほどのキャッシュフローをこれから18年ほど受け取るつもりです。負債返済完了後の5年間はこれが240万円ほどになりますので、FIT期間の総額で3000万円ですね。故障等で10%減ったとしても2700万円です。
FIT完了後も電気の売買価格はインフレで上がっていると思っていますので、その時の状況次第ではありますが運用は基本30年で考えています。20年後の買取価格が12円/kWh+消費税分となると見込むとすると、無借金の発電所を年間150万円の売り上げを上げながら気長にメンテナンスしながら年間80万円ほどの利益を出していきたいですね。
つまり事業ライフサイクルで累積キャッシュフロー3500万円ほどとなります。これを見ても現在の実勢価格でのキャピタルゲイン1793万円を狙う必要が無いことが良く分かります。
むしろこうした個人事業レベルで太陽光発電所や再生可能エネルギーを拡大できるのであればまだまだ積極投資するつもりです。
ということでこれからも頑張ってエネルギー生産し続けたいと思います。
投資はこうして3年、4年して少しずつ芽が出てくるものですので、まだ始められていない方はすぐに始めることをお勧めします。私も結局6年前に買った不動産も相当値段が上がっている様ですのでこちらもまた査定額を更新してみたいと思います。
不動産は都心限定ではありますが、これから暫く高止まりすると思います。つまり一都三県での購入は早い方が良いです。私も特にセミリタイアを目指しているわけでもないので変わらず都心新築アパートへの長期投資を継続します。
最初は含み損を抱えてしまうかもしれませんが、運用により借金返済と合わせて少しずつ利益が積み上がって行きます。何より事業経験が付きますのでそれこそが最大の資産となりますね。
と同時に実物資産は天災に弱いので、ペーパーアセットも資産全体の三分の一程度は持つようにします。
それでは投資を検討されている皆様の参考になりましたら幸いです。