ヤドカリ投資法。
それは家を住み継ぎながら資産を形成する方法と昔何かの投資雑誌で読みました。
家に住んでいる内に立地が良ければ供給細りとインフレにより物件価格が上がり若しくは下落を抑えられ、ローン返済により段々と含み資産になっていきます。
最近戸建てを検討しているのですがもしかしてこの方向性もありかなと思いました。
現在の家に住んで6年が経過しました。バブル当時の家で作りもしっかりしていて、且つ近隣に生活利便施設が豊富にありとても気に入っています。
家を色々見ているのですが、正直コストパフォーマンスでこの家に勝てる物件は今のところ無いです。
現在築31年ですが修繕積立金も十分に貯まっていますので今後更に30年近く物件の寿命を維持できると考えています。残債に対して実勢価格が既に上回っているのでいつでも売却できますし、賃貸に回して資産として持ち続けるのも良いかなと考えています。
とは言え一つ家について改善したいのは庭で洗車したい、ですとか釣り道具を運んだりしやすくしたいと言った辺りがありこれはマンションでは難しいです。子供が生まれてもう少し広さに余裕が欲しいなとも感じ始めています。
ということで最近戸建てを色々と見ているのですが、それぞれ一様に建付けだったり街並みだったり利便性だったり価格の安さだったりとそれぞれの魅力があり中々選びきれないです。
それなら気に入った物件を数年周期で買い増していき、何年か住んで残債が実勢価格を十分に下回ったら次に住み替え、元の家は賃貸に運用するというやり方もありかなと考える様になりました。
賃貸に回すことで金利は上がってしまいますが、一部繰り上げ返済により十分なキャッシュフローが出る様にしておけば時間と共に資産が増えて行きます。
今の私の生活感に相性の良い投資です。
実際のところはあまり無茶な金額で無ければ住宅ローンの支払いは資本の運用による収益で賄えてしまいます。私自身の労働収入からは特に手出しをするつもりはありません。
労働により年間700万円程度の資金が蓄えられていきますので、7年間それを貯めれば5000万円となります。大体このくらいの規模感の金額で物件を買い進めて行けば自己資本比率としても十分な値を維持できるはずです。
そして家を買い増していくにしてもあまり郊外の需要の無い場所に買って資産性が無ければ厳しくなってきますので、主要駅から近く且つ今後の需要がしっかり見込めるエリアに購入を進めて行きたいですね。
とは言え自分が住む家ですので、投資性はほどほどにやはり住みたいなと言う家を買いたいと思います。自分が住みたいと思う家は得てして皆さんも住みたいと思うものです。
屋上庭園付きの物件ですとか、駅アプローチがフラットな住宅街ですとか、ガレージ付き物件ですとか。これらをそれなりに駅近で生活利便性の高い立地で選んでいけば時間と共に資産家が進むはずです。
ということで自宅を上手く資産化しつつこれからも楽しく資本増強を進めて行きたいと思います。