思い出に残っている味ってありませんか?
別に大それた料理とかではなく、本当に何気ない食べ物です。
私の場合は子供の頃に道端で買ったフィッシュアンドチップス、母親に作ってもらった春巻きや祖母に作ってもらった釣った小魚の煮つけ、中学生の頃に食べたローソンのからあげくん、高校生の頃に近所で食べたお好み焼き、大学生の頃に食べたカップ焼きそば、ゲームのキャラに憧れて作ったペスカトーレ。
巨大シイタケの醤油焼きや、雪ノ下の天ぷら。友達と浜辺で焼いた巨大肉の丸焼き。
今日久しぶりにカップ焼きそば「俺の塩」を食べました。100円ですが何とも言えない満足感です。
私の家は安い築古のマンションですが、食糧庫に山盛りのお菓子や食材があると何とも言えず豊かな気持ちに満たされます。豊かさを感じるのにお金ってそんなに必要無いんですよね。
むしろ高価なものを無理して買うと貧しい気持ちになります。手に負える価格のものが良いんです。
思えば家や車を除くと学生の頃から欲しいものってあまり変わっていないですね。釣り竿だったりゲーム機だったりテレビだったりオーディオセットだったり。
世の中お金じゃないんです。高級品と言うのはお金の有り余った方がお金では本質的に買えないものを買おうとして値段が法外に跳ね上がるのです。
真の価値は自分自身の中にあります。それを見つけ出せばお金を使わない豊かさを得ることが出来、結果的にお金を上手く温存することが出来る様になり経済的豊かさが手に入ります。
昔好きだった食べ物を思い出してみてください。それは概してあまり高価なものではないものですが、そこに真の豊かさを手に入れるための鍵が眠っています。