私が会社を辞められない理由がなんか今日分かった気がしました。

結局一度関係を持ってしまった方との人生の営みである仕事を中途半端に切れないということですね。

正直お金はもうどうとでもなると思っています。運用益と追加の労働で賄えない理由はもはや無いです。

それでもなぜ会社を辞める選択が出来ないのか。やっぱり関わっているのは人であり、その人それぞれが素晴らしく魅力的で尊敬できるから。それを無下に自分の都合で切り捨てられない、もしかすると単に決断力が弱いだけの自分がいます。

でもきっとこれが正しいことだと感じています。せめて付き合えるぎりぎりのところまでは付き合っていきたいですね。事態がひと段落するまでは無様にでもせめて付き合いたいです。

何となくですが、中途半端な状態で次に進んでも次に全く同じところで失敗して停滞する様な気がしています。会社員であれ経営者であれそれは変わらないものなのだと思います。

今の仕事に対する取り組み姿勢で資本家としてビジネス経営に臨めば上手く行かないのは目に見えています。ビジネス経営に対する取り組み姿勢は仕事に対する姿勢より真剣である必要があり、寝ているだけで稼げるような世界では無いのは明らかです。

それは投資であれ何であれ全く同じ話です。

お金を軽んじればお金に見限られ、人を軽んじれば人に見限られ、自分を軽んじれば自分に見限られる。仕事を軽んじれば仕事は自分を裏切り始める。

それはきっと自明の理で、結局目の前のことをとにかく一生懸命にがむしゃらに泥まみれでこなすしかないのだと思います。過去も未来も考えず、とにかく今の一瞬を全力で愛するしかないのかと想像します。

この世界に対する本質的な理解を一段深め、もっと先の世界に進んでいきたいと願います。今のこの一瞬で全てを理解はできなくとも少しでも理解したい。

人間関係から解放される人間関係FIRE、これだけはきっと一生無いんだなと思います。その必要も全くありませんね(笑)。

当たり前ですよね。素晴らしい友達や恋人との出会いが感動的で一生の宝物であると同時に、それが人生の唯一の幸福で必要不可欠なものなのでしょう。

どうか私に関わった方々がほんの少しでも幸せになれますように。それがきっと次世代の幸福へとつながっているのだと信じて、明日も精一杯生きてみたいと思います。

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。