私自身まだ上手く噛み砕けていないのは、お金を使わないのが正しいことなのかと言うことです。
お金は使うためのもの、ただしお金を投資すればお金はお金を生み出し得る。お金のために働く必要も、時間を捨てる必要もなくなる。健康を害してまで働く必要もなくなる。
お金があれば大切なものを大切にできるし、大切な人をお金で助けることも出来る。
私も保有するお金に比較的すぐに見える限りがある以上はお金はもちろん無尽蔵には使えません。それでもやはり一定額を生き甲斐の副産物として稼ぐことを思えば使わないことを自分自身に強いる必要も無いと思っています。
それでも資産を築けるようになった最大の要因はやはりお金を使わなくなったことです。ということでローコストであるというのは現実的に築くことが出来る資産額の中では常に正しいと考えることが出来ます。
そしてお金を持っても手に入れたいもの、それは良質な食事です。つまり良質な食事を低コストで手に入れられるのであればそんなに素晴らしいことはありません。
それが可能なことは私自身が食材調達系の活動を趣味としていることで知ることとなりました。
・近所の市民農園をほぼ無料な金額で借りて野菜を育てる。
・海の近く、湖や川の近くに住んで魚を釣る。
釣りの方は多少お金は掛かりますが、鮮度維持のスキルと合わせればそのクオリティは圧倒的です。そして野菜は育てるスキルが必要なもののその味はスーパーを遥かに凌駕します。もちろん農薬の心配もありません。
そして日本には田舎の土地が余っています。そういったところで低コストに野菜や魚を釣りながら生活するのは少なくとも若いうちは無理が無いはずです。仕事はむしろ給料に拘らず地方都市やリモートで探すことも可能です。
ローコストにハイクオリティな食材を調達するノウハウ。これは一つの永久資本として持っておきたいものですね。オンラインによるコミュニケーションや自動運転ローコストEV技術の進歩による移動の自由がより高まった未来の世界においてはむしろ田舎の美しい環境の方が価値が上がるかもしれませんね。
日本がより豊かになった世界線において、その未来がどのような形になってもこのローコストにハイクオリティな食材を手に入れる能力は重宝するでしょう。ここの研究開発を私としても進めてみようと思います。