概ねFIRE基準(生活費毎月40万円、純資産7.5%の運用で資本運用収入>生活費、純資産=6400万円)を達成した今、これからの資産運用は成長性を加味しつつもどちらかと言うと成長よりは日々のキャッシュフロー改善の方向に向かうと考えています。
ちょうど円高も落ち着く気配を見せて且つ現在米国債権ETFがお買い得になっている様に感じているのでここで債券の積み立て買いを始めようと考えています。
・AGG iシェアーズコア米国総合債券市場ETF:現在値$97.8、分配利回り2.87%、分配回数年12回
・LQD iシェアーズiBoxx USD投資適格社債ETF:現在値$107.53、分配利回り3.80%、分配回数年12回
・HYG iシェアーズiBoxx USD Hイールド社債ETF:現在値$75.2、分配利回り5.75%、分配回数年12回
・BND バンガード米国トータル債券市場ETF:現在値$72.47、分配利回り2.84%、分配回数年12回
・BNDX インターナショナル債券ETF米ドルヘッジ:現在値$48.45、分配利回り1.85%、分配回数年12回
・TLT iシェアーズ米国国債20年超ETF:現在値$100.83、分配利回り3.07%、分配回数年12回
・PFF iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF:現在値30.925%、分配利回り6.88%、分配回数年12回
同時に株や暗号通貨、金外貨なども少し落ち着き感が出ているのでこちらは引き続き小額での積み立て買いを淡々と続けます。
債権ETFは分配が毎月あるのでペースも掴みやすいですしね。上記ETFを組み合わせれば分配利率平均で税引き前3.6%ほどとなります。
資産形成において債券を適用することは株式の比率を下げることになりますので長期の成長性は落とす結果となると見込みましょう。それでも経済活動において最も重視すべき観点は「キャッシュフロー」です。資産額成長性はその次に来る二次的なものです。
債権は資産変動額が比較的少なく先述ETFは分配金も毎月出てきます。
この毎月の分配金収入が毎月例えば3.6%程度であれば税引き後で考えても100万円の投資で毎月2000円以上のキャッシュフロー改善となります。しかもそれは毎月安定して得られるものとなります。
始めから債券100%で運用するとあまりにディフェンシブで逆にキャッシュフローの成長性を取り逃がすことにもなりかねませんので、債券はどちらかと言うとキャッシュフローを「補強」するという用途に向いていると思います。
為替や金利の影響も強く受けるので、あくまで確実に分配金を毎月得られるキャッシュフロー補強手段としての活用が私には合っています。
太陽光発電事業もどちらかと言うと債権的な気質がありますね。こちらはレバレッジが効く分利率は非常に高くなりますがその分現物経営のリスクも負いますのでここは良し悪しでバランス良く使います。不動産は株式と太陽光発電と金を合わせた様な感じでしょうか。
私はこの証券分野を一括りに債券・REIT・インフラファンドとして月々のキャッシュフローを補強する用途で運用しています。これからここへの投資を純資産ポートフォリオの5%程度まで高めようと考えています。
320万円の投資で概ね月々6000円ほどのCF改善となります。ここを更に太陽光発電の繰り上げ返済、つまり債券への投資とも言える債務の返済と組み合わせると一気にキャッシュフローが改善されますが、ここは資金投下効率のバランスですね。
債権をポートフォリオに組み入れて日々の経済的快適度を上げて行きましょう!