お金は働いて稼ぐもの、働くことが生活のルーチンの中にある、そして稼ぐお金と支払うお金が常に同等となり貯金は小額である。これが近年までのサラリーマンとしてのお金との付き合い方だったと思います。
それがいつからでしょう、私の知る限りロバート・キヨサキ氏の金持ち父さん貧乏父さんが出てきた頃から変わって来たなと感じます。良書を読むと本当に人生が変わりますので、まだお読みでない紳士淑女の方は是非お手に取ってみてください。
お金でお金の生る木を買うことでお金を得るという感覚はこの10年で一般的になって来ました。
4つのクワドラントである労働者、自営業者、ビジネスオーナー、投資家ですが、労働者である限りは会社に利益の大部分を渡すことになりますのでどうしても労働者でいる限りは働くことを強いられることが多いです。
大して企業に雇われていることで得られるメリットもあることは事実です。特に社会的信用力においては富裕層投資家を大きく上回るものがありこれはこれで使うべきです。
つまり労働者でいることでデメリットとなりがちな重労働を資本家側である投資家として補うことで、双方のメリットをバランス良く小額から得て行こうというのが本記事の趣旨となります。
いきなりFIREを目指すのではなく、毎月1万円で良いので投資家として投資をすることでお金がお金を生み出し人生は段々と快適になっていきます。特に若いうちほどに雇用による労働はこれはこれで様々な経験を積めて楽しい瞬間も沢山ありますので、労働によりお金を得ながら早いうちから小額の投資を長期で続けて行くとお金を使う楽しさと投資の利益を両立出来て良いと思います。
では何に1万円を使うかというと私のお勧めは
・毎月分配金を得られる銘柄、債券ETFや毎月分配型の投資信託の購入。
・経済動向が目に見える世界株分散型のETFや投資信託の購入。
・残高の積み上げが通帳で目に見える貯金。
これらは全て「目に見える」ということを重視しています。特に資産形成の前半は小額の投資が目に見えて効果を出して行くことでモチベーションを向上させ、それが更なる投資意欲を生み資産形成を加速させる効果があります。
投資効率を考えるのはその後で良いと思います。
毎月少額の投資から始めてみましょう。それが少しずつ積み重なって段々とサラリーマン生活を快適にしていくはずです。