今まで私の中での相場観と相場直観力を養うためにとにかく広く広く様々な銘柄を購入しその動きを血肉に刻み続けてきました。
そして情報発信を通した株式分析をする中、何となく私にとっての魅力ある銘柄が分かるようになってきました。
ということで投資リソースを集中し、保有銘柄数をそろそろ絞り込んで行こうと考えています。
私の投資手法はたぶんウォーレンバフェットに似ていて、これは長年やってきた中で落ち着いてきたやり方でもあり、ウォーレンバフェットの発信に触れる中で私なりにそれを取り込んできた形になります。
しぶとく買い時を待ち、真面目なファンダメンタル分析と長期チャートによるライトテクニカル分析を組み合わせた長期投資ですね。
私が投資信託に投資しないのも、国の成長が今後どうなるかなんてマクロ過ぎて全く理解できないからです。企業分析なら私も経営者の端くれなのでまだそれなりに将来性を見ることは出来ます。
良い株には幾つかの特徴があって
・ビジネスモデルが素晴らしい
・経営者が魅力的
・歴史的に株価上昇を見せている
・財務にその実力を証明している
・何より一カスタマー目線でワクワクする
こういった株を市場全体が冷え込んだ一瞬の買い時を見逃さないで買う。これが私の株式投資です。
今のところそれに該当する銘柄は
・マイクロソフト
・アップル
・テスラ
・コストコ
・マクドナルド
・バークシャーハサウェイ
・P&G
こういった銘柄を、あ、価格が下がってると感じた時に一株ずつ積み立てて行きましょう。ドルコスト平均法的な買い方はあまりお勧めしません。あくまで買うのは安い時だけです。
投資はとにかく買値が全てです。
あとは幾つかまだまだあって分析していきたいのですが、たぶん良いだろうなと感じるのはアマゾン、ペイパル、ベクトンディッキンソン、ロッキードマーチン、NVIDIA、テキサスインスツルメンツ、エクソンモービル、IBM、シスコシステム辺りかなと思っています。まだまだ良い銘柄は沢山あると思います。
日本株で言うとトヨタ自動車、三菱商事、NTTなどなどやっぱり世界的企業になりますし流石に価格が高いですね。
こういった銘柄に少しずつ資金を動かして行こうと思います。小型投機銘柄への投資もしていますが、土台はやっぱり大型安定銘柄です。
米国株投資で一点だけ注意が必要なのが、とにかく世界中から資金が集まっているので通常はお値段2割増しで売り出されているということです。
ですので一瞬だけ価格が落ちる瞬間、その時だけが本当の買いのチャンスです。こういった機会は中々訪れないので、狙っている銘柄が大体1~3割くらい落ちたらその銘柄に充てようと思っている資金を25%ずつくらい分けながら買って行きましょう。
これをやるだけで他の多くの投資家がしている当てずっぽうの山勘投資とは差別化出来、数年の運用ではっきりと利益を実感できるようになると思います。私の感覚ではこれだけでたぶん年間運用利率10~15%を達成できます。
そしてインデックスでは出来ない投資手法ですね。ドルコスト平均買いは楽で良いのですが利率は低く利益を出すのに何十年と掛かるので私は小額の新NISA/iDeCo積み立て枠のみとし、主体はあくまで個別株投資です。
色々見ていると10年前後の投資をしている成功されている投資家は大体ここに行き着いているみたいですね。
配当金にフォーカスした投資は理屈を知ってる私としては論外なのですが、まあそこは投資に何を求めているかで人それぞれの考え方なのだと思います。やっぱり株式投資は株価で応えてもらう投資で、配当金はお金の余った成熟企業の株主へのエクスキュースです。おまけ程度に考えましょう。
ただキャッシュフローで考えるというのはFIREのための資産形成という観点では正しいので、メインストリームのキャッシュフローを補強するために配当金を多少積んでおくのは有りだとは思います。
この辺りはトレンドに逆らってでも動画の中で正直に伝えるのも私の責任ですね。
「新NISAの活用」系の動画でとにかく最速で枠を埋めましょう、的な動画が散見されるのですがあれが投資姿勢としては一番まずいです。資本家層から見て格好の餌食なので冷静に市場と向き合いマイペースに落ち着いて株を買い増して行きましょう。
力のある人は未来を動かすことが出来るということに気づけば、力のある人側の目線で物事を考えて投資で勝てる様になってくるはずです。
来年の起業を控え、投資手法についても私なりに一度この期間に整理しておきたいですね。