今回のクリスマスケーキの謝罪ですが、真面目な会見でした。

私の様な人間は言葉遣いで大体相手の気持ちは分かって来るようになります。私が解釈したのは、

・素直にクリスマスという楽しいイベントを台無しにしてしまった謝罪の気持ち。

・事業主として責任を取るという覚悟。

・誰かのせいにしたくない優しさ。

「嫌な思いをさせてしまった、本当に申し訳ない。責任は全て俺にある、誰かのせいにするなんて誰より俺が許さない。本当に申し訳ない、こんな誰にとっても悲しいこと、絶対に繰り返したくない。」

こういう高潔さが会社として伝わって来ました。

私もこうありたいものですね。企業の存続とか、損失とか、本質はそこには無い。

ただ誰かをがっかりさせてしまった気持ち、それを繰り返したくないという気持ちが、企業を根底から支えるのです。

当たり前すぎることを当たり前に教えてくれる企業。それが私にとっての高島屋という会社なのです。

だから私は何十年も高島屋のファンなのです。

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。