イラスト描きながらいつも迷いつつ、等身や顔のパーツの縮尺比、髪や瞳のハイライト等を変えてはああでもないこうでもないと色々やってました。
基本はやっぱり自分が現実で見ている世界の美的感覚を頼りに、それをどこまでセル画調のイラストに落とし込めるか。
これもまた無様の谷の過程、思うものを先ずは一度なりふり構わず形にしないと次の方向が定まりません。それをYoutubeで採用することで一つの断面のイラストが具現化し、次のステップはそこを視野に入れた模索となります。
こうして繰り返している中、正直中々ディティールにもこだわれなかったのも事実です。その前に私として絵の立体を創り上げる必要があり、それは別に着色の必要も無いくらいの線画だけで表現できるものです。
流石に着色はしますが、求めるイラストは本当は鉛筆一本で描けるのが理想です。それが段々と見えてきたなと感じています。
私として心地良いくらいの等身、立体感、デフォルメ感、輝き、色彩感、そういったものが総合されてイラストが形になって来ました。
ここまで来れば後はシーンに合わせて構図、色合い、細部のディティールなどを詰めて行けば幾らでもイラストを作ることが出来ます。手直しも減って来て一枚に掛かる時間も明らかに短くなってきました。
細かい書き込みの部分は特に本質的に難しいことでは無いので、そこはどれだけそこに時間を掛けるかだけですね。
以前は変だなと思うところに気づくのに一晩寝ないと分からなかったのですが、段々次の朝起きてみても大丈夫かなと思うことが増えてきました。
イラスト始めてそろそろ3ヵ月。このまま今年はイラスト制作の腕を磨いていきます。もう少しレベルを上げてある程度身に付いてきたら専門的に習いに行くのも良いかもしれませんね。
でもこういうのって、習いに行くより個性を重視した方が良いかなとも思います。ただ上手く描いてもつまらないので、未熟は味として残しつつ表現を追求した方が良いですね。
そして一枚の作成スピードが上がった暁にはいよいよアニメーションを開始します!一秒で8~24枚使うのでちょっと大変と思いますが、私が思い描いているのはあくまで動画で静止画はその途中経過です。
たぶん私が伸ばそうとしているのはイラストレーターというよりアニメーターのスキルなんですよね。でも先ずは一枚絵が立体として成立しないことには動かせるわけもない。あとは背景を付けるとぐっと締まるんですがそこはまたおいおい。
風景画とかは私のセンスがもっと分かりやすく出ると思うので、これから少しずつ描いて行こうかなと思っています。
自主制作アニメとラノベと漫画とプレゼン資料を混ぜ合わせたような不思議な創作物が出来上がりつつあります(笑)。これが芸術感覚も知識も文章表現も総合的に使った、私の創作表現となるのです。
見ているだけで美しく、資本主義社会の最強スキルが身に付く。私のチャンネルで創ろうそしているのはそういうものです。