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「再現芸術」である人生の二週目

大学生二回生目をしゃれこんで人生を謳歌している私ですが、一つ気づいたこととしてあるのが、全く新しい人生を生きているのではなく、あくまで一週目の大学生時代に考えていたこと本格的にはやらなかったことをやっているのが今なのだなということです。

学生時代も選択肢が多過ぎて正直選びきれませんでした(笑)。資本が無いうちは妥当な選択する、というのが私の当時の選択。でもやりたいことはそれこそ無限にあった。

つまり全く新しい領域に手を出しているのではなく、当時時間がなくて優先度を上げられなくて出来なかったことをやっているということです。

・絵描きクリエイティブ

・自分で仕事を創り出す起業

・愛する人との時間

・趣味に没頭などなど

大学時代は主に学業、研究、アルバイト、部活、楽器に時間を使っていましたが、上記は本当はもっとやりたかったのですが出来なかったことですね。

それをもう一つ踏み込んでお話しすると、人生は10代に何をしていたかでほぼ決まるということです。その後の余暇の寿命はその頃の人生を何とか再現しようとする良くも悪くも再現芸術みたいなものとも言えますね。

セカンドライフサードライフ、いくつ創ろうが人生が特別なのは10代のころだけなのです。

そしてその10代の頃に築いたものを基礎に世の中の春を謳歌出来るのが20代、以降はもう完全に消化試合、これが人生の真実なのだということはまあ今まで読んできた書籍とも矛盾がないわけで。

10代の頃は本当に色々なことに必死になって取り組みましたが、その理由が今頃になって分かった気がします。当時やっていたことがその後の人生の目次になる、これは当時松下電器と呼ばれていた会社の先輩OBリクルータがおっしゃっていたこととリンクしますね。

10代の頃の若々しい美しさ、瑞々しい感性、弾け飛ぶような行動力で成したこと、大学時代にやったこと考えていた理想がその後の人生を決定づける。それを今さら理解する今日この頃。

その時に積み重ねた努力も挑戦もフラグ回収し、人生が本当に面白くなるのがこれからなのかもしれないなと。大学時代に一生懸命頑張った自分を褒めてあげるべきでしょう。

その頃の頑張りは決して無駄にはならなかった、頑張った数だけこの先の人生の楽しみがまだまだたくさんあるということなのです。

そしてその頃に巡った場所が長い時間を経て思い出の地となります。懐かしいと思える場所の数もまた資産と言えますね。部活、絵描き、恋愛、学業、ゲーム、バイト、起業、読書、植物、音楽、全てが10代の人生の再現芸術として花開いていくのです。

私もまた人生を迷いながら進む旅人と言えますが、皆様も今一度大学時代に思いを馳せ、その頃にやっていたことからこれからの生き方のヒントを見つけてみるなんて如何でしょうか?ほんとにあの頃から価値観は変わっていないなと、そう思うこと請け合いです(笑)。

趣味にしても仕事にしても投資にしも好きなことに取り組むのが一番ですが、10代の頃に好きだったことと言うのはほんと変わらないものですね。

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。

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とおる