実は太陽光発電所の売却を検討しているのですが、ぶっちゃけほんとどうしようかなと迷っています。
太陽光は非常に安値で買えたので貸借対照表上の資産も損益計算書上の黒字も現金収支のキャッシュフローも余裕で出ているのですが、これから法人経営の比率を上げて行こうかなと思う中で現金を確保しておきたいなとも考えています。
家から割と遠い場所にあるので、先日の盗難騒ぎとかで行くのもそれはそれで手間なんですよね。
丁度投資相場が下落方向に進んで行きそうなので、ここで現金を手元に戻しておけば結構な確率で来そうな次の大きな買い場で買いで入れそうだなとも感じています。
実は私が購入した業者さんに見積もりを出したのですがかなりの安値を提案して来ていて、転売前提での金額なのは相場を知る私としては明らかです。そんな金額で買えるなら秒で私が買うわ・・・
とか売主が感じる金額です(笑)。向こうが買取を提案して来る時というのは基本的に美味しい話はありません。
とまあ売却を検討中ということで普段除草作業をお願いしている個人の業者さんに今年の除草作業について相談していたところ
「むしろ私が買いましょうか?」
とのお話を頂きました。
私としてはより高値で買い取ってくれるならもちろん嬉しい話なのですが、かたや私が利益を出すということは懇意にしているその方の利益を奪うということでもありますよね。
そこでいろいろと帳簿を見ているとこの価格だったらこちらの利益が出せるなと言う金額が分かって来ました。大体前出の購入元業者さんが提示している+20%増しの金額です。
合わせて同時並行で見積もりを依頼している売買の仲介業者からも連絡を待っている状況です。恐らく私がこのくらいならと思う金額かそれ以上の金額を提示して来るでしょう。
そこで迷うわけです。普段信頼し作業を依頼している仲間とも言える存在から利益を奪う行為を私は是と出来るのか?ということを。
でも仲間だからこそ、私は私で自分の言い分を言い、且つ相手がきちんと利益を出せる取引金額を私自身が考える必要がある、というのが今のところの私の結論です。
だから言うべきことは言い、譲るべきところは譲ろうと思っています。
お互いがWINWINでいられる関係、それってやっぱり難しいし悩ましいものですが、それを追求し続けるのが私が資本家として進むべき道なのだろうなと感じています。
こうやって悩んでいる時間そのものが実は幸せな人生の一部なのでしょうね。それはまだまだ私自身が未熟で知覚できないものなのですがきっとそうなのでしょう。何と言うか年齢的にも人生のフェーズ的にも、私はいま私が居るべき場所に居るなと素直に感じます。
聖人君子を気取るのは早過ぎる。
私もまだまだ若いなと、こういう時に思うわけです。