投資にしても絵にしてもそうなのですが、解像度や密度感を上げて行かないとなと最近は良く思います。

はっきり言って私が個人として生きて行くためには十分な密度の知識を持っていると思います。このくらいあれば長期投資において私が失敗することはまあほぼほぼあり得ないでしょう。

それでも自分の絵を見た時も、投資の話を見た時も思うのはもう少し解像度を上げたいなと言うことです。

アニメ絵であろうがイラストだろうがデッサンだろうが、本来情報密度は変わらず写実的レベルと同じくらいあるべき

投資は大きな方向性が見えていれば特に迷うことも無いのですが、話に説得力を持たせるためには実態に即したデータを添える必要があります。

絵も人の心を動かすのは最後はセンスなのですが、仕事として受けるのであれば相応の説得力のある情報密度を要求されます。

これやっぱりサラリーマン時代の仕事の仕方の癖が出ていて、細かいことをやるより人を動かして全体の整合性を取りながら進めて行く仕事をしていた感覚が、今こうして投資情報の発信をしていても絵を描いていても出て来ちゃいますね。

ラフは描くからあとの書き込みはお願い、みたいな感覚です。そして受け取ったラフを商品レベルまで持って行く修正監督をしてお客さんに納品する、みたいな。

私の動画を見ている方の中には恐らく「この人コンセプトメイク上手いな」と思っている方もいるはずですが、私も一次発信者としての高い才覚はあると思っています。

私の動画を元ネタにより解像度を上げた二次作品をつくれば無限に面白いものを量産できるはずです。

こういう大きな世界観を描く能力はそれはそれで大事な能力だし経営者としてはそれで良いのですが、どうにも発信創作分野では下請け側の密度で仕事をしなくてはなりません。

情報量と密度感を持って、最終製品は無駄をそぎ落としてシンプルに。途中工程がやっぱりまだまだ弱い。

もう少し解像度と密度感を上げて行こうと、そう思う今日この頃。これを実行するために必要なのは時間・・・時間ってほんと貴重ですね。

「絵を描く仕事をしている人たちは絵を描くことに命を懸けている・・・」

これほんと見ていて分かりますし何というリターンの少ない無謀な博打だろう、と心のどこかで合理的な投資家肌の私が言っているのですが、そうでもしないとこの創作の世界では芽すら出ないのでしょうね。

これが私も良く知る芸術表現の世界です。音楽もそうですよね。

まあそれでも生活費の足しくらいにするレベルならハードルは言うほど高くは無いので、私は50:50でこの創作への投資と本体で稼ぐ事業への投資に振り分けて行きます。

とは言えもう一歩、ほんともう一段、私には覚悟が必要ですね。まじ反省。

私がやろうとしていることって本当は一人ではできないことなんですよね。3人はスタッフが必要で、そうすると1HC60万円/月、毎月200万円の人件費設備販管費でキャッシュフローを出すためには・・・

もう少し一人で頑張ろう(笑)。

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。

Recent Posts