ああ、とりあえず今週の動画用のイラストこさえよ、と思い朝からイラスト描いていたのですが。
線の太さ、これ鬼やなと思いました。
線が太かったりぼやかしたりしていると脳が勝手に保管するので上手く見えるんですよね。その線を補足すればするほど指数関数的に求められる精度が上がって行きます。
完璧な立体をほっそーい線で描いたらそりゃもう綺麗に見えるのですが、修正に掛かる時間もまた非線形に伸び上がって行きます(笑)。
デジタル画って画像の解像度まで拡大できるのでこれキリがない。でも手を加えるほど全体で見た時の綺麗さも上がるという・・・アナログ絵では無かった大変さがデジタルにはあります。
言うてもアナログは線の太さにも物理的な限界があるので意外とごまかせるんですよね。
これほんとね、絵を描くならお金は心配無い状態にしなきゃ無理だわ、と思った(笑)。
あと適当な線でデッサンを何万回やっても絵は上手くならない。如何に高精度で丁寧な絵を何枚仕上げたかがそのまま腕に出てきます。
つまり凄まじい時間がかかるということ。まあ十年掛けて上手くなるしかなさそうですね。