イラスト描いていて一番の悩みはとにかく「時間がかかる」こと。
言うてもYoutubeの挿絵だったり将来出版する本の挿絵として使う予定のものなのでそんなに収益性は見込めません。時給5000円相当の労働価値を持つ私にとって、絵の業界で稼ぐというのはかなり費用対効果の悪い活動なのは事実ですね。
それでも私は絵を描くのが好きですし、特に人物イラスト画は本当に好きです。
学生の頃は一時期この絵の道に進もうかなと考えたこともあったのですが、将来の食い扶持としてどう考えても高学歴院卒の推薦入社と言うのが一番効率良かったのでそちらを選択しました。
その点については後悔は全くありません。正しい選択をしたと思いますし、おかげで社会の仕組みのほとんどを理解し一生遊べるくらいの資産とその運用技術を身に着けることが出来ました。
そしてこの先で私がやりたいことはもう絞られていて、起業会社経営とこの絵の活動です。これ以外の世の中の楽しいことの残りほとんどはもう既に「知っている」と思います。
ということで絵の活動にも相応の時間を使っているのですが、それでも例えば厚塗りで何十時間も掛けて絵を描く、というのは今の私には合わないものとなります。
やりたいことは沢山ありますし、特に起業方面においてはそちらも初心者ですので相応に時間と労力と行動を積み重ねる必要があります。
何とか絵に割く時間を短縮し、且つ自分が描きたい絵を描けないか、ということでたどり着きそうなのがこの「アニメ塗り+」という画法です。何のことは無いもので、アニメ塗りに特に塗りの情報量を付加したものなのですが、最近で言うとブルーアーカイブとかがこれに当たると思います。
まあブルアカ様はもう超絶技巧のアニメ塗りとしか言いようがありませんが。ただ目指しているところはかなり近くて、私はもうほんの少しだけ写実寄りにしたいかなというくらいですね。
思うにこの画法の要点は
・綺麗で正しいデッサン、そのデッサンを魅力的に崩す技術。
・大胆な色使いと艶やかさを出すグラデーション塗り。
・厳正なる色価コントロール。
デッサンはとにかく数をこなして磨くとして、色遣いはやっぱり勉強しないといけませんね。これは座学と日常風景の色模写で磨いて行きます。
ということで完成させた一枚ですが、まあでも10時間くらいかかったかも・・・まだまだ描きこめるけどこの辺りが今は限界。まあ少しずつ増やして行けばいっか(笑)。
それまでは絵の勉強勉強。日常に絵のある喜びは代えられないものがありますね。