Youtubeやっていても、それに限らずメディア関係の活動をしていると痛感するのが、結局人々が求めているのは「熱狂できる何か」なのだなあと思います。
投資にしてもFIREにしてもそうで、資産形成して億り人目指すんやあ( ゚Д゚)、みたいなウキウキワクワク感こそがこの分野に集まる人々の求める本質的なニーズなのだと思います。
これ私もつい最近まで勘違いしていたのですが、実用的な役立つ情報なんてぶっちゃけどうでも良くて、それよりも如何にワクワク出来るエンタメ的演出をそれらの分野で展開できるかなのだなあと。
まあ流石に無意味なことをたれ流すのは私のプライドが許さないので私自身は実用性とエンタメ性の両立を狙いますが、なんかこれって難しいよねほんと(笑)。
ニーズオリエンテッドと言う意味では間違っていると思いますしね。
まあ言うてもFIREとか資産形成を達成できる人なんてほんの一握りです。それはどういう人かというと地道で真面目な人です。その活動自体を当たり前の様に空気を吸うかの如く出来る人たちだけです。
こういう勉強できるタイプのある種ある意味一部の特殊な人たちだけです。成長に大きな喜びを感じられる特殊性癖な人達と言っても良いでしょう。
資産形成に限らず人間誰しも何某か熱狂出来ること、生きている実感を得られるもの、もっと言うと自分を騙してくれるものにとにかく惹かれるもので、それらを求める生き物が人間なのでしょう。
それは恋人だったり賭博だったりお金だったりエンタメだったり薬物だったりと様々ですが、まあでもある意味合理性に突き抜けた人間にはもはや理解不能な行動軸でもあります。
人間はとにかく脳の報酬系には逆らえないように出来ているので、その報酬系を利用すればそういう層から搾取するなんて容易なのでしょうね。オールドメディアがここまで陳腐化しているのも、結局はこの報酬系を使って企業として正しい利益追求を行っているだけで、いずれはYoutubeもどうしようもない暇つぶしやスポンサー都合の集合体的メディアになってしまうのだと思います。
まあでもそれを含めてそれこそが風俗であり、文化でもあり、愚かなる大衆こそは人類の象徴なのかもしれませんね。と言いつつ私もその一部なわけで、まあそういう自分で良いのだと思います。
その中で気を付けるべきことはこの脳の報酬系の危険性で、先述の薬物や無為に時間を奪うエンタメは人生を崩壊させる危険性があり、建設性の無い女性関係とかも本当に気を付けるべきリスク因子です。
まあ頭の良い人間はそんなところに躓かないとは思いますが、世界はそういうどうでも良いことを基軸に動いているということは知っておくべきですね。
概ね経営者というのは5%の特殊な人間を相手にしているわけでは無く、95%の大衆を相手にしているものなのだなあと思いつつ、それでも自身の持つ特殊性と大衆性とに折り合いを付けながら、まあだましだまし上手いことやっているものなのだろうなあと。
本当に幸せなのは大衆側に寄ってそこで一緒に踊っている人たちなのだと思いますし(笑)、そういう人たちを羨ましいなと思いつつも私は私で人類がまだ見たこと無い楽しさや美しさを探求して行きたいと思います。