今日電車で移動しながら某不動産事業者の社長がお勧めされていた書籍を読んでいたのですが、ああなるほどこれが私の強みなんだなと思ったのが

「ビジネスレベルの技術を非常に短時間で習得できる」

自覚しました。実は何でも出来るというのは何もできないのと一緒みたいな世間の声に悩むことが多かったのですがそうじゃない。これからの時代は変化が激しいので如何に迅速に実戦で使えるレベルの技術を身に着けられるかの勝負になる、ということです。

これは環境に適用する能力そのものと言えます。何千年も何万年も変わらない生存のための最も大切な能力です。そして得た技術を人に教えるのも上手いので、まあ会社組織としては重宝される人材です。

ここに明確な有能無能の境界は無く、ただここにあるのは連続的なスピードの差でそれは訓練により磨かれるものです。才能では有りませんし才能なんて言い訳だと考えておいた方が良いと思います。

天才なんていないから(笑)。ただあるのはちょっとした初期条件の差です。

うん、本を読むとはこういうこと。一人の人間の枠を超えた知性を一人の人間が習得できるということ。だから私は読書をお勧めします。

もちろん高位な人と直接日常的に会話が出来るのが一番ですが、本を書けるレベルで知性を纏ったレベルの高い人って日常生活で出くわすのは非常にレアです。日常的に付き合うなんてほぼ不可能です。

でも読書はたったの数千円でそれに近い体験が出来てしまいます。この歪みに気づいたもん勝ちです。

読書は10年後の自分への贈り物です。これマジで。

本を読まない人間は本を読む人間の足元にも及びません。これは格闘技をしない人間が武闘力で格闘技をする人間の足元に及ばないのと同じで、私はただ素直に脇を固めこれからも読書と実践を続け高みを目指し続けます。

言い訳を自分に許してはなりません。根性論で得る美酒の味を知れば根性論も身に付きます(笑)。

私もまだまだ発展途上であり勉強不足です。だからこそ明日はもっと賢い自分に出会える希望があるのだと言えます。そういう意味では今まで努力してこなかった人こそは、明日を一番面白くできる権利のある人でもあると言えるのです。

他人の能力を吸収することにも制限がない。こういう世界の原理や法則、ルールの歪みは一つ一つ明文化していきたいですね。
とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。