日本はお金の教育後進国である、というのは間違いない事実ですし普段生活していても明らかに良く分かりますよね。
貯金してお金の流れをせき止めればそりゃお金持ちになるわけもなく。資本主義の仕組みが分かっていないどころか一番やってはいけない選択をしてしまう。
まあそれでも快楽にお金を使うよりかはましなのかもしれませんけどね。
私はマネーリテラシーつよつよというかサラリーマンとしてはあり得んくらいのレベルではあるのですが、それってそもそも何でかなと思った時に私自身お金に対するマインドブロッカーが人よりも低いというのも理由として有るんだろうなと思っています。
それはどこから来たのだろうか?と問うにたぶん私は子供の頃から働いたらお金をもらえると親から教え込まれて来たからだと思います。
具体的に言うと肩もみしたら1000回で1ポンド(当時1ポンド250円)ルールがあって、それでお小遣いを稼いで欲しいものを買っていましたね(笑)。
そこから来て人から働いてお金を取るということに対する心理的障壁が一般的な日本人に比べて低いのだと思います。
いやまあやっているとこはやっていると思いますが。
何というかお金をもらうことに対する後ろめたさみたいなものってやっぱりありますよね?そういうのがたぶん少ないんだと思います。
逆に何かを与えてもらえばお金を返しますし、逆に何も払わずに何かを得ている状態は非常に不自然で不快に感じます。
こういうのが金融教育で、S&P500を買いなさいとかそういうあほで低レベルなどうでも良いことではありません・・・そういのじゃねんだよ!はあはあorz←そうとう鬱憤が貯まっている(笑)。
お金って何?資本主義って何?なんで配当金にまるまる課税されるのおかしくね?とかこういうのってもっと原理的で包括的に教育していくべきです。
通じてお金を稼ぐとはどういうことか?何故お金を稼がないといけないのか?ステークホルダーを大切にするってどういうことなのか?こういうのを文化資本としてきちんと伝授していくことこそが金融教育です。
ぶっちゃけ経済の教科書読んでもお金を従える様な魔術を身に着けることは出来ません、私も経済学者の言うことほど無意味で不毛なこと無いと思っています(経済学者の方がお読みでしたらほんと口が悪くてすいません)。
いやこれは良くないな私がきっと素晴らしい経済学者を知らないだけだろう。
お金の流れは人の流れであり人の心の流れです。普通にその視点でお金を見ていると何が起こるのか紐解けるし投資の勝率もぐっと上がります。
そしてそれより何よりお金を稼ぐことを楽しい心地良いと思える、資本主義的に健全なマインドを子供の頃から備えられるように育てて行きたいですね。これって多分大人になってから子供の頃から刷り込まれた価値観を変えるってすごく難しくて、論理としては理解しながらも自分の代はどこかで諦めて子供の教育をなるべく歪みないものにする必要があると思います。
「お金むっつりスケベ」になるとろくなことにはなりません。お金好きならはっきり言え女が好きならエロが好きならそうだと言え日本人!はあはあ・・・orz
というのは私の個人的感覚というよりはまあ多くの方が感じられていることだろうなと思います。
日本の価値観って良いところはものすごくいいのですがダメなところはそれはそれであるので、そういうところは私みたいな国際感覚の強い人間が是正していくべきですしその意味でシーズとしては価値のある人間なのだろうなと思います。
いずれにせよ金持ち父さん貧乏父さんは私はどちらの目線も持っているので、その目線を上手く文化資本として子供に継承して行きたいものですね。