普段からお金の発信を主体とする私ですが、本人は至ってお金に対してはニュートラルな立ち位置で普段過ごしています。
もちろん資産が勝手に増えて行くのを見るのは楽しいですし嬉しいものですが、一方で普段それを使うかと言うと例えば資産が一日で数十万円とか増えたところで特段使うことも無いわけで。
じゃあ何か買い物をしたらどうかと言うと手元から現金は減りますがその分がモノに変わり、そのものが例えばゲーム機や車だったとしても最近はインフレも有り値段は結構落ちません。
ゲーム機や車の転売が非常に問題視されている世の中ですが、事実として価格は買うと上昇するものもあります。それは時計なども全く同じことで、結局買う人がいるから値段が落ちないのです。
投資商品で物欲を満たし始めるともう資産成長は止まらなくなります。これやると一気にお金持ちになれると思います。
とまあお金持ちになるための方法論は非常に単純なのですが、対してお金を使うことはそんなに無いというのがお金持ちの実態です。
そこで質問ですが、貴方はお金持ちになりたいのですか?それともお金に悩まなくなりたいのですか?
この答えは恐らく意識的には前者だと思うのですが無意識的には結局後者じゃないのかなと考えたりもします。
老後資金や子育て教育資金、家のローンに追われるサラリーマンは本当に大変な状態です。毎日ひいひい言いながら働いて週末は日曜日の午後から本当にブルーになるのは私も経験済みですので良く分かります。
そんな状態を何十年と続けるのは尋常な事ではなく、多くの方は精神を壊しそれが表に出ないレベルだとしても人々の顔は一様に深い皴と苦労の後を忍ばせる険しい顔つきとなって行きます。
そんな「こんな人生で良いのだろうか?」と思ってしまう道を進まざるを得ない状態。そこから解放されたいのではないでしょうか?
フェラーリに乗りたいですか?高価な家に住みたいですか?たぶんそこじゃないですよね。
ではお金を得る目的がお金に悩まないためだと仮定すると、その方法は至ってシンプルです。結局はお金持ちになるための王道手法である稼ぐ節約投資に行き着きます。
ただお金持ちになることを目的とすることとの違いは特に節約の度合いが大きいということで、その分だけ稼ぐことも投資でリスクを負うことも抑える方向にすることが可能です。
FIREを目指すというのはその過程での本当の意味での「足るを知る」を理解することが出来るということもその大きなメリットの一つだと思います。
一方で若いうちの経験や頑張りがその後の将来を大きく左右することを鑑みるに、やっぱり若いうちほどに無理を「しなければいけない」と感じます。
つまり若いうちは体が丈夫ですので能力開発のために思いっきり働き稼いでお金も経験のために使い、結婚や子育ての世界が見えてきた辺りから加えて節約と投資を行い十分資産形成を成し、以降はよりお金持ちを目指すのかのんびりスローダウンして生きて行くかの選択となります。
いずれのケースでも将来のお金に悩むことはすっかり無くなっているはずです。
まあ私の中ではこのルートがサラリーマン家庭で育った人間の普遍的な正解であるのはクリアな事なのですが、それでも標準偏差から外れた生き方をして成功している人がいるのも一方では事実です。
人生の選択はやっぱり最後は自分次第ですが、どんなルートを辿ったにせよお金に悩むような人生にはしないようにしていきましょう。
お金に強くなるというのは資本主義における野生の強さです。そこは規定演技として余裕でこなせる自分を磨いて行きましょう。