私さいとうなおき先生大好きなのでよくYoutube見てます。
プロのイラストレーターの方のお話を聞くのって素直にものすごく面白いですし、AI時代のイラストレーターの在り方の参考にもさせて頂いています。
演者としてものすごく発信も工夫されていますし、ああやっぱりこのくらいやらないとYoutubeは勝てないんだなあと見ていてとても納得させられます。
一方でやっぱり発信者として「絵の描き方」を発信されていることに迷いも感じられているかなあと見ていて思います。あくまで個人的な感想ですが、私も発信者なのでその気持ちはよく分かる気がします。
「自分の発信が本当にフォロワーさんを幸福にできるのだろうか?」
ここに対して私は私なりのYESを導く答えをいつも自分に問いかけていて、それにはやっぱり私として納得できる答えを持っている、一方でイラスト系の発信者が恐らく共通して持っている悩みが
・絵の技術だけで飯を食って行けるような時代じゃないことを知っている
・絵を評価されて売れるのではなく誰かの宣伝依頼や絵の描き方講座で収益を得ている
・これからますます厳しくなるこの世界に若い子たちを引き寄せているジレンマ
こういうところから結局自分が利益を集中して得る一方で、それを見ている人たちが実質的にはお金を失いつつ自分自身がその人たちは不幸に導いているのでは、という拭えない不安です。
私もFIREを前面に出さず「FLARE」を前面に出すのは、自由を得た先で何もやることがなくなればそれは確実に不幸な状態だと考えるからです。だから経済的自立の先で好きな事を仕事にする、そのために資産形成を頑張る、そして何より自由になった先で何をしたいのかを明確に持つ、というメッセージを声高に主張しています。
その中で確実に経済的豊かさを手に入れるためのノウハウを私自身が実践し確証している内容で話しているので、私は発信活動においてこうした悩みを解決し迷わずに進むことが出来ます。
ですがこういったフォロワーを幸福な人生に導くソリューションがイラスト系発信では成立させにくいです。その原因はやっぱり見ている人たちが「イラスト(だけ)を仕事にして生きて行くにはどうしたら良いのだろうか?」という希望と期待を持って見ているからなのだと思います。
そこにさいとう先生もきっと悩まれているのだろうなと感じています。
もちろん発信を見るのは自己責任でありその判断においてどうこう考える必要は理屈としては無いのですが、それでももし自分の発信が相手を不幸にしたら、と考えるのがやっぱり資本家クラスの人達の共通する感覚だと思います。
イラスト活動のために仕事を辞める必要は無い、と言っているにも関わらずやっぱりイラストで収益を十分築く前に本業仕事を辞めてしまう人がいて、その相談が自分の所に来る先生の心情はいかほどのものか、というのが今週の動画に出ていました。
これは確かに悩ましい状況です。
そんな先生に私から何か協力できることは無いかな、と考えた時に私はやっぱりこの資本家を目指す資本形成の考え方を広く世に発信することなのかなと感じます。
先ずは本業を頑張り自己資本を築きつつしっかりと自分の価値観を理解し節約体質を身に付け、資本主義の仕組みに翻弄されない様に資本家マインドとリテラシーを習得し、その上で思う存分に好きな事に取り組みもちろんそれは絵描きでも良い。
自らの5つの資本を育て資産収入、労働収入、好きな事収入、と多角的な収入を持ち、それらを上手くバランスさせながら社会貢献と自己実現を両立しつつ再現性の高い安定した幸福な生活を築き上げる。
私自身が今まさにロールモデルとしてやっていることで、そういう考え方を広めて「好きな事をやる何よりその前にきちんと経済的に自立して生活しなさい」、ということを変わらず世の中に発信し続ける事かなと思いました。
さいとう先生の少しでも多くの人達が好きな絵を思うがままに描けるようになって欲しい、という思いは本当に痛いほど伝わって来ます。それはさいとう先生だけではなくIxy先生やかかげ先生などイラスト活動を主体とした発信をしている方々の共通する思いだと感じます。
私はまだまだ絵の描き方で誰かを導けるほどのレベルではありませんが、私は私で次世代の人たちが老若男女問わず少しでも自分の好きな事をしやすい世界に出来るよう、発信者として私が出来ることをやっていきたいと思っています。
私がこの発信クリエイター活動で得た収益は1円も手を付けていません。これは私にとってとても特別なお金で、口座を物理的に分け私が丁寧に運用しいつかみんなが幸せになれることに使いたいと考えています。
どうか悩み過ぎないで、これからも私たちを楽しませてください。私は私で私が出来ることをしていきたいと思います。以上、多少老婆心ながら私が思うことをまとめてみました。
絵は本当に楽しいからね、誰もが将来に不安なく楽しいことに打ち込める様な、そんな世界にしていきましょう!