丁度40歳前くらいの頃から人に迷惑をかけるよりも人に迷惑を掛けられる方が増えてくるものなのですが、そういった誰かから被る迷惑を私が許せるのは何ででしょう?
それはね、私が沢山迷惑をかけて来た人間だから(笑)。
今までどれだけ多くのことを年長者の方々から大目に見てもらってきたことであろう?学校でも会社でも私生活でも実に多くの先輩方に迷惑をかけ面倒を見てもらいました。
そういう経験が今になって、今度は誰かの面倒を見ないといけない時、若い人たちが何某かやらかしたときにそれをフォローする自分、そういうものを私の中に育て上げてくれました。
まあ逆に言うと自分より年長者が私に迷惑をかけて来た場合、実は私は結構容赦がない(笑)。年下の面倒を見れない年上なんて駄目でしょ普通にという価値観です。
昔同僚に聞いたのはデンソーにはブラザー制というのがあって先輩が一人後輩の面倒を見るのが伝統らしいのですが、それはとても良い制度だなと思いました。デンソーは過去に二度面接を受けたことがあるのですが、確かに面接官の方々からは何とも言えない親や兄みたいな感覚を味わったものです。
株価も落ち着いてているので意外と買いかもしれません、っていうかかなり買いじゃないかこれ?
とまあそれは置いておいて今の時代って結構「良い先輩」に飢えてるんじゃないかなと色々見ていて思います。
上は上で自分の人生に必死にならないといけないし、面倒を見たら見たでウザガられるから腫物を扱う様に後輩を扱う。それが今になってその大切さが後輩側が分かって来て、甘やかされて放置されるのが実は一番残酷なんだなと言う事実に気づく。
そうして思う自分をきちんと見てくれる先輩が欲しい。まあ当然の流れではあります。
私も実はコミュニティの中でやりたいことの一つは私が先輩としての務めを果たすというものがあり、そういうところをやって行きたいなとは思っています。まあ今まで先輩におごってもらった分はもう3倍くらいにして後輩に奢って来たと思うのですが、これはこれでやっぱり私のライフワークとしてやっていくのが素直で自然です。
私の今の能力開発のモチベーションってほぼ「次世代教育のため」なんですよね。それは子供に直接私が教えアドバイスしたいというのを筆頭に、やっぱり私が誰かを助けられる場面に出くわしたときに力になれる様にしておきたい。
一方できっと私を助けたいと思ってくれている方々も沢山居ると思いますし、私は私で弱い部分が確かにありますのでそれはそれでありがたく助けを受け入れるようにしたいですね。
人は結局社会的動物、誰かに迷惑を掛けながら誰かに迷惑を掛けられ、支え合いながら生きて行くのが自然な姿です。
人を許せる自分を育てる、というのはそういうことなのだよと思うのでした。