おはようございます。Toruです。

本日は私も大好きな車の費用について書いてみたいと思います。

車を維持するために必要な費用

車ってとても便利ですよね。レジャーにも通勤にも使えますし、駅が遠いところに住んでいる方にとっては必需品です。

車そのものの工芸的魅力もあります。美しい外装や内装は眺めているだけで満足感を得られます。

そんな車ですがとてもお金がかかります。それらを上げていきます。

①車両本体価格及び購入諸費用

言わずもがな、本体の価格と購入諸費用ですね。オプションをつけまくると代替本体価格+20%ほどでしょうか。一般的には300万円ほどだと思います。

②駐車場代

車を留めるための駐車場ですね。一軒家であれば家にあると思いますが、マンションは毎月1万円前後掛かるのが一般的です。

③税金

排気量によって税金が変わってきます。一般的には年間3~4万円ほどでしょう。

④車検

新車は3年後、以降2年に一回で一回10~20万円ほどでしょうかね。

④ガソリン代、高速道路代、清掃代

車を使えば使うほど掛かってきますが、毎月1万円ほどでしょうか。

一般的に考えると、年間87万円ほどになると思います。

私の場合は①が600万円、②が年間14万円、③が年間4万円、④が1回15万円、⑤が年間20万円ほどですね。6年間での償却で計算して、年間146万円ほどです。

20年間これを続けると2,910万円。これだけで政府が最近打ち出した老後資金目標を超えてしまいますね・・・これはすぐに解決しないと。

車はライフスタイルによって様々

逆に車を手放した後に掛かる費用は幾らか

車を手放せば先述の費用は全てなくなりますが、代わりに掛かってくる費用があります。それらを上げていきたいと思います。

①電車、バス代

車の代わりに公共交通機関を使うことになりますが、毎週家族4人で出かけると年間15万円ほど掛かります。更に帰省等で新幹線を使うと更に20万円掛かり、それ以外の使用も考えると結局年間40万円ほど掛かることになります。

②レンタカー代

遠出するときはレンタカーを使用することになりますが、これを例えば2か月に1回実施すると年間10万円ほどとなります。

上記を計算すると年間50万円ほどですね。それにプラスしてレジャーに対する制限や急ぎの時や荷物の運搬に車が使えないなどわりと大きな制約が出てきます。

車を所有する場合、手放した場合、私の実例を比較

車を所有する場合:年間87万円

車を手放した場合:年間50万円

私の実例(高級車を保有した場合):年間146万円

こうして比較すると割と妥当な基準が見えてきます。

日々の利便性に+40万円ほどを払えるか。そして贅沢な車に更に年間60万円払えるか。

あくまで概算ですが、大体こんなところかと思います。

私は車を事業でも使用しているため手放すことはできませんが、先ずは一般的なレベルまで工夫する必要があります。

私の車と一般的な国産車の価格差が300万円ほどです。また最近の車は進化が速く、3年経つと古さが出てきます。3年毎に買い替えることを考えます。

つまり3年間で150万円費用削減することが目標になるでしょう。

とうことで次の車はグレードを落としてBクラスや2シリーズアクティブツアラー辺りにしようかと思います。これであれば一般的なファミリーカーと比べてもそんなに価格差はありません。

今の私にはこのくらいが良いかなと思います。

いつも長距離を乗るので、ドイツ車の疲労の少なさや安全性を考えると価格差分くらいは埋められると自分を納得させています。節約しすぎるのも考え物です。

もう一つ大切な考え方:リセールバリュー

車は3~6年程度ではまだまだ走るため、中古車として売ることも出来ます。

ドイツ車は値段の落ち方が激しく、3年で購入時の60%ほどになるのが一般的です。

国産の人気車、例えばハリアーやランドクルーザーですと、3年経過しても80%ほどとなるようです。

車両価格が同じ300万円だとすると、3年間で60万円ほどの差がでてきます。

これも購入をするうえで重要な点となります。

但しリセールバリューが高いから車を買う、というのは本末転倒ですのでそこは目的をしっかり考えて買ってくださいね!

昔乗っていたハリアーも残価率は3年で70%ほどでしたね。

便利さと豊かさと節約のバランスを上手く取りましょう

結局最後はバランスですね。何事においてもバランスが一番大切です。

車を手放した結果時間的な余裕が失われてしまえば節約の意味は半減します。

車が持つ機能を電車等他のサービスで補えるかどうかが大切ですが、地方にすまれている方には厳しいこともあるかと思います。

10~20年という長期的な目線で考え、その総額をしっかり考えることと車を持つことによるメリットをしっかり比較することが大切です。

それでは本日もありがとうございました!

とおる

FIREした元サラリーマンが資産運用収入を土台に様々な事業に挑戦しています。実体験に基づいた情報を発信していきますので、同志の皆様のお役に立てば何より幸いです。 略歴:国立大学大学院卒業後、日系電機メーカ、日経自動車メーカ、外資系メーカで開発業務を遂行。会社勤めの傍ら木造アパート1棟、太陽光発電所2基、株式、現金コモディティ他をコアとした資産運用を8年実施、生活費相当の資産収入を築きFIREを達成。現在は経営者として事業経営の日々。娘1人の3人家族。