毀滅の刃のアニメを見ていて、これは面白いかもしれないなと思ったセリフです。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」
私も常々サラリーマンをしていて感じた違和感です。
会社の従業員として働く以上上司からの評価からは逃げられませんが、やはり会社の経営状況次第で職場移動になったり残業がカットされたりリストラに合ったりというのは生き方として納得の行くものではありません。
私も前職は上場企業で高収入でしたが、勤務地と住みたい場所がどうしても折り合わず転職をしました。
好きな会社だったのでとても迷いましたが、結果的には転職した外資系企業は比較的自由な職場で副業も資産形成もやりたい放題だったので良かったなと今は感じています。住みたい場所に住みつつ通勤時間も大幅に短縮できましたし、今の生活に通じる資産形成と副業構築も出来ました。
生殺与奪を自分で握るたった一つの方法は、経済的な自由を確保することです。この一点のみに集中していれば何も問題はありません。
自己実現、やりがい、自分らしい人生。これらよりも真っ先に考えるべきは最も合理的な収入手段の確保です。
私は太陽光、不動産、株という3大安定手法を選択しました。
そしてこれらの安定した収入基盤の上に、自己実現、やりがい、自分らしい人生を実現する仕事を築こうとしています。資本主義社会において最優先するべきは裁量の高い自分でコントロールできる収入手段の確保です。
一度これを築くと会社での評価もあまり気にならなくなり、むしろ会社を自由に利用する側に回り始めます。職場の中でやりたい仕事を探し始め、自分が正しいと思う方向に行動を起こし始めます。もちろん会社の利益や期待される役割に貢献しつつです。
マイナス評価を恐れて受動的になるより、評価を気にせず主体的に動く方が逆に評価も上がります。
サラリーマン=生殺与奪の権を握られている、でもありません。いつでも他の職場に転職することも出来るし、それでいて例え職を失っても生活に困らない状態を目指しましょう。
副業サラリーマンとして事業を経営していると、サラリーマンのメリットである社会的信用、充実した社会補償、安定した給料と個人事業主のメリットである自由な事業経営、生活費の案分経費化、趣味の仕事化の良いとこどりができます。
これぞ生殺与奪の権を自分で握っている状態ですね。
これは私の考え方ですが、自分が目指す夢や生き甲斐を考える前に経済的自由を確保することを優先しましょう。
例えばバイオリニストになりたいと子供が言ったとします。それを実現するためには高額な教育費を払わなくてはなりません。
才能ももちろん大切ですが、その教育環境にいるための経済的基盤が無いと教育を維持することも出来ません。
私もいつかは水の綺麗な場所で養殖場を作りたいなとか考えますが、いきなり事業見通しのおぼつかない中で立ち上げるのは危険です。自分の経済的基盤をそこに賭けてしまうと一気に高額な設備投資となり博打となってしまいます。
ここで経済的な基盤を先述の安定した収入から確保できていれば、先ずは小さく試しで事業を始めることが出来るようになります。これを繰り返して上手く行くものがあれば大きく育てれば良いのです。
極端な話例えばバイオリニストになりたいなと考えたとします。もちろんバイオリンだけで暮らしていける収入を確保するのはほぼ不可能です。それでも資本収入が生活費分確保できていれば、地元の演奏会に参加してバイオリニストとして活動することも可能なのです。
資本主義社会においては生活基盤を支える資本収入を確保することが最優先事項となることがお分かりいただけると思います。
私も頑張ってより頑強な資本収入基盤の構築に今は全力を投じています!