資産運用は本当に人生を変えるほどのパワーがあります。これは間違いありません。
お金があると世界の見え方ってガラッと変わって来ます。
私もそうだったのですが、始めはみんなゼロスタートです。ここから一気に資産額を増やして行く大切なことは、
「投資に対する研究を怠らないこと。」
時代は常に変化します。これまでの数百年の歴史の中で、有利な投資先と言うのは常に変化しています。
鯨油を求めた捕鯨船に投資をしていた時代から、価値を生み出す企業への投資に変わり、これからはどういった世界になるのか。こればかりはやはり一人の力では読み切れません。
世界を導くのは企業を統治する上位の資本家層です。対して労働層から生み出される新しい文化もまた世界を動かして行きます。
長期での時代の変化はこれから如何様にも変化し得ます。
大切なことは、10~30年の読み切れる未来の中で、投資に対して経営的な感覚を持っていくことだと考えています。
500万円を例えば融資を使って不動産に投資すれば、それがこれからどれくらいの利益を生み出すかは人口動態や市況からかなりの精度で読むことが出来ます。
不動産自体の価格は金融政策により変動しますが、その変動に対して実需賃貸価格はそう大きくは変動しません。
株式投資や金暗号通貨等も結局価格を決めるのは需要と供給のバランスです。常時は大きな投機マネーが入り価格は常に割高ですが、みんなが売り急ぐ暴落の中で真の価格実体を露呈します。
それが本当の価値です。年に数回訪れるこの暴落のタイミングで、本当に良いと感じる投資先に投資しましょう。
企業を評価するのは簡単です。そのビジネスモデル、経営者のマインド、世界的なブランド力、過去10年の経営諸表や株価の変動、これからの売り上げ予想、自分がその企業を好きかどうか、そういったことを見れば大体優良な企業を見つけることは誰にでも出来ると思います。
でも株価がその時高いのか安いのかは分かりません。株式市場全体が投機の対象に晒されている以上、ここに適正価格と言うものは存在しません。
だから待つのです。投機マネーが引くそのタイミングを。
投資を出来るタイミングと言うのは一瞬です。私も普段は大きなお金を動かすことは無く、私の資産規模では平常時はせいぜい月数万円程度の投資しかしません。
そして年に数回の暴落で数十万円、10年に一度の大暴落のタイミングで数百万円の投資、これくらいが資産1億円程度の分散ポートフォリオ運用の感覚ですね。何も焦る必要は無く、普段は働いて得た現金を蓄えながら地道に研究を重ねて行きましょう。
私も始めは何も分からずとにかくどんどん投資をしていました。何事も始めは分からなくてもとにかくやってみるのも大切です。もちろん投資で失敗した経験も何度かあります。
長期投資の世界では始めに失った数百万円は何倍にもなって返って来ますし、投資の世界で生きる覚悟が出来れば労働では得られない圧倒的な利益が手に入ります。
この考え方で進めば10年の歳月の後、大きな資産を築いていることでしょう。焦らず地道に着実に。
投資の女神は研究熱心な投資家には意外と優しいものなのです。