普段絵を描いていてやっているルーチンと言うのが、
・描きたい絵をイメージする。
・描いてみる→知識のストックがないことに気づく
・調べる→写真を探す
・描いてみる、いろんなタッチを試す
・一晩明けて目を慣らしてから修正→あとは繰り返し
これで描いています。つまり情報源は写実で、そこに対して直接色んなペンタッチや色を試しながら絵に落とし込んで行く。
私が普段見ていて、何で可愛いと感じるのか、どこに可愛さが宿っているのか、そういう感触を引き出しながら描いています。
イラストレーターさんの絵はいつも良いなあと思って眺めますし、もちろん参考にさせて頂いていますがやっぱり模写はしない。何となくその方が自分のオリジナリティを引き出しやすいと感じています。
特に急いでそれっぽい上達を目指しているわけでは無く、あくまで描きたいものを描くことが目的です。この辺りが商業を第一目的とする場合との根本的な違いなのでしょうね。
もちろんTwitterに出して良いねをもらうと嬉しいし(最近ちょっと増えてきた気配)、二次創作でTwitterやりたがる人の気持ちもとても良く分かります。それはそれで私も自分なりの絵が出来て来たら、今度は目的を変えて参加したいなと思っています。
そうなったら盛大にオリジナルの模写(笑)。楽しいだろうなあ。
美を見るのは人の目なので、人が普段見る現実世界から美を導き出せば良い。当然それは私が普段見る世界から見えてきます。
女性の目が美しいなと思う瞬間に、目じりの耳川辺りの色があります。今回はそういうのを引き出したかった。化粧では無い、自然なくすみが美しい。涙袋もいつも研究中。
綺麗な張りのある肌は色が均一に散乱してあまり陰影が出ない。無彩色に近い透明感。
髪の毛は自然な巻き毛がやっぱり綺麗だし、おでこの生え際の肌が透けて見えている部分とかも可愛い。
唇の形はなるべくはっきり描きたい。でも描きすぎると目立ちすぎるからほどほどに。顎と鼻は主張を抑えてすっきりと。
色鉛筆で描く様なタッチ。デフォルメはこの辺りが心地良い。もうちょっとだけ人の体の知識を付けて情報量を増やしたい。
キャラクターイラストは顔が全て。私が感じる女性の顔の美をどこまで絵に出来るか。本当にすこーしずつ宿って来る絵の能力。もう少し上達したら宝飾系のコントラストをもう少しギラギラ入れて行きたい。
暫くは顔だけに集中。もっとくっきり立体を出したいし、そもそもまだ骨格とか筋肉も耳も鼻も口も形の理解があいまい。顔が赤くなるとどこの色が変わりやすいのか、とか、まつげはどこから生えるとか、とにかく全ての理解がふわっとしている。
あとあどけなさも少し出ているのは、私が普段から娘の顔を見ているから。この世界で一番可愛い絵の題材。明日幼稚園まで抱っこさせられそう。。。
まあ絵の能力はゆっくり育てて行きたいですね。