イラストの勉強も兼ねて色々とアニメを見るのですが、先ほど見ていたのが機動戦士Gundam GQuuuuuuX。今話題の作品ですよね。
何だか不思議な作品だなと思ったのですが、キャラクターデザインは何というかかなりデフォルメが利いていて、想定しているターゲットは演出を見るに多分結構上の年齢層、且つ主人公は高校生の女の子で声優に黒沢ともよを持って来るリアル女子描写志向。
何というか結構ターゲットが広めに設定されている感を感じます。アラフィフ?進路に迷う学生?米津ファン?すいちゃんファン?
あと気になったのが随所にちょこちょこ性的描写が前面に出ていることで、何だかますますどこを狙っているのかが分からないなと感じました。何というかエヴァンゲリオンやナディア風な感じもあり何とも不思議ちゃんぽんな作品感を醸し出しています。
この不思議さ掴みどころの無さが狙いなのかな?
まあきっと10代の活き活きとした生々しい「女の子」を描きたいんだろうなあ、ガンダムと言うバッジを使って、みたいな感覚を個人的には感じ取っています。でもモビルスーツのデザインもカッコ良く、やっぱり良く分からん(笑)。
AMAZONの評価もかなり賛否が分かれていますね。ちなみに私自身は作品を楽しんでいますし次回が楽しみです。
こういうほとんど無料で楽しめる高品質な作品が溢れている世界、まあこれはこれでとても贅沢な事だなあと感じます。供給する側の大変さは私も良く分かりますが、きっと好きでやっているので極論収益性はあまり気にしていないんじゃないかとか思ってます。
やっぱり作品作りをしていると色々と詰め込みたくなるんですよね、ジークアクス見ていてもそれが伝わって来ますし、色々すったもんだしながら何とか作品としてまとめてリリースしているのだろうなと、こういう見方が出来るようになったのも作品を作る側の経験をしたからこそです。
まあでも可愛い女の子を描きたい気持ちは良く分かる。絵のモチーフとしてこれほど美しいものはやっぱり無くて、それは男女変わらずやっぱり美少女は絵になるなと感じるのは自然なことです。
こういうアニメ作品を見ていると学生時代の厳しく辛い勉強の日々を思い出します。いや自分が選択した進路なのですがやっぱりどこか理系技術系のキャリアってどうにも会わず無理をしている感がぬぐえず、アニメを見てはいつもそれを癒しにしていたなあと当時を思い出します。
基本的に右脳派な私はどうにもあの理系のやれば誰でも出来ることを何でやっているんだろ、みたいな感覚を最後まで拭うことは出来ませんでした(笑)。それでも生きるために必要だった選択ですし、生きるって大変なことで楽しいことばかりじゃなく辛いことも沢山あります。
そんな辛い時間の一時の癒しとなる作品を提供する人たちって本当に尊敬しています。それこそがエンタメ作品の存在価値であり、そうやって少しの間だけその作品の世界に逃げて、MPを回復したらまた厳しい現実に立ち向かって行く。それで良いじゃないか。
私もああこのチャンネル面白いな楽しいな、そう思ってもらえるチャンネルを目指して行きたいですね。
