最近大分ましになったとはいえ、資産形成に対して多くの人達が抱いていた勘違いが
「苦労してお金節約して年取ってからお金持ちになって何が嬉しいの?」
ということです。これ感じている人は結構危いと思います。
何が勘違いなのかと言うと、そもそも苦労して資産を増やしているわけでは無く、資産は自然と増えて行くってことなんですよね。
端的に言うと
・自分の好きを理解している
・使うことには使うし使わないことには使わない
・「使わないことに使わない」の支出(つまり人生に不要な散財)が多くの人達の浪費の大半
・使うことにだけ使う(自分にとって価値のある支出)人は支出がかなり小さい
・結果苦労なく楽しみながら資産も増える
資産形成は焦ってするものでも無ければする必要もありません。私も実際にFIREして検証した結果、FIRE後はやっぱり働きたくなるので結局はお金を稼ぐことになります。
それなら資産形成もバランス良く、且つ日常の仕事もなるべく楽しめるような職選びや環境づくりをしていく。それで良いんです。
資産形成が出来ない人はいつまで経っても嫌な仕事から抜け出すことは出来ません。稼がないと生活が回らないからです。
でも自分を理解しお金の収支が健全化された状態においては、あとは仕事を良い状態に持って行きながら資産はその傍らでぐんぐん増えて行きます。

私が出来なかったというかやらなかったのはサラリーマン時代の仕事を楽しくしようということで、私の選択はただただ他人の会社に投資するよりも自分の会社や名前に投資しようというまあ極めて合理的な理由だったりします。
資産が増えて行く傍らで、自分の会社や事業や名前が成長していく。自分の望む方向に。
まあ人の生き方はそれぞれでサラリーマンを特に否定しているわけでもないので好きにやるのが一番とは思いますが、その中でやっぱり「資産が増えて行っている」という状態は維持していくべきだとは感じます。
もちろん本当に使いたいことがあれば使った方が良いですし、それが本当に自分にとって良いことならそれは必ずまた将来の収入となり資産に繋がります。
そういう意味ではお金が金融資産になるかもっと広義の資本になるかというだけの違いで、本質的には豊かになるという点においてどちらも同じことですね。
改めて今の資産形成が自分にとって自然で苦の無いものなのか?これにはっきりYESと言える様資産形成の姿勢や支出内容を見直してみましょう。
賢い資産家は楽しみながら資産形成をするものなのですからね。
