私自身もそうですが、今の若者は物質的な豊さはもう求めていないなと実感します。
整い切ったインフラの中で、日々の生活はほぼ保証されているような生活、お金で買える物には大した価値が無いというのはまあ当たり前と言えばそうですね。普通に暮らすに十分に高いレベルの家も車も衣服も食事環境も有るのであれば、必要以上に高価なブランド品や高級レストランでの毎日なんかわざわざ誰も求めません。
投資でFIREしたい、というニーズは豊かになりたいんじゃなくて将来に対する不透明性から来る不安や、それより何よりやりたくない仕事で時間を使いたくないというだけなのです。
結局人の富を決定するのは人間的魅力とその交友関係、それを維持する広い意味でのコミュニケーション能力に行き着くように感じます。
そして精神的貧困と密接に結びつくのが孤独です。
孤独は人を強烈に突き動かします。世の中の攻撃性のほとんどは貧困では無く孤独から来ているのだろうなと思います。SNSが普及し孤独から来るネット上での承認欲求や精神不安解消欲求が、発信者を悲観脅迫発信による再生数稼ぎに向かわせたり、被害妄想や成功者への誹謗中傷コメントに駆り立てるのでしょうね。
一方でそういったまだ精神的に未熟な人たちこそ、本当はしっかり見てあげないといけないなとも思います。私も聖人でもレベル99の仙人でも無いのでやっぱりやりきれない部分もあるのですが、この辺りは私自身も成長して行きたいですね。私のYoutubeって結構発信者の方も見ているようなので、そういった方々も含めてなんか私として上手く差し伸べられる手の施し方を模索して行きたいですね。
幾らお金を持っていても、やっぱり精神的な未熟さは年齢なり経験相当のものとなります。
可哀そうで見ていられないなと思う反面で、それが今の世の中の「精神的な貧困」を如実に表しているなと感じます。これはどれだけ経済的に豊かになっても解消できるものではありません。
ビジネスは総じて居場所を与えられるようなものが良いなと日ごろから感じます。それは有料のコミュニティで提供される日々の豊かな文化活動と人間関係に繋がるサービスでも良いですし、経営活動の中で労働の機会を作り仕事とやり甲斐とお金と居場所を与えられるようなものでも良いと思います。
私に会ってみたいというコメントも結構頂くんですよね(笑)。これもきちんと対応して行かないといけないと思っています。
英語教室も料理教室も投資セミナーも○○コミュニティも表面上は技術ノウハウを教えることになっていますが、実際のところユーザーが本当に期待しているのは友達作りです。まあこういうことをやる以上はキャッシュフローをプラスにするというのは絶対条件なので、そこの工夫は必要になって来ますけどね。
精神的な問題がかつてないほどに表面化してきている世界ではありますが、これは裏を返すと物質的な問題はほぼ解決されてきているということの裏返しとも言えます。世界をより精神的に豊かで満たされたものにしていく。なんかそういう活動をやりたいなと思う今日この頃。
ということで月額3000円くらいで、払うに十分に値する十分なサービスを提供し、且つ良い仲間が持てるようなコミュニティづくり。そして上手く男女バランス年齢バランスの取れる様な共同体。
若しくは月額をもっと上げてその代わりに講師を招いて、より専門性の高い技術を学べる場づくりなどなど。本当は私自身が講師をやるのが良いのでしょうし、そういう観点で面白いネタを探して勉強しながら身に着けて行くのも良いかもしれませんね。
もちろん私自身にもメリットが無いと私も続けられません。上手く私の報酬を取れるような仕組みである必要もあります。
今年は法人立ち上げと共にこういうことを真面目に考えて行こうと思います。