税金とはそもそも何なのか?それは我々が日本国に住み、その公共資源を利用し、日々の営みを送る日本国の使用料だと私個人は考えています。
日本人の日本国に対する義務の一つです。
そのお金は社会に回り、子供たちがより暮らしやすい仕組み、日々の清潔で安全な環境、公平で平等な競争のための監視機能のために使われます。今まで育ってきた周りへの恩返しと言う意味合いもあるでしょうね。
税金は高いですし、払った分だけ自分の取り分は減ります。そりゃ痛いですよね、でもそれにより社会の安全なり日々の暮らしが守られているのもまた事実です。
累進課税とは何なのか?それは一言で言うと力のある人が力の無い人を守る仕組みを維持するためのルール、つまりノブレスオブリージュです。払いたくなければ稼がなければ良いし、稼ぎたければ払わざるを得ないもの。それを何故避けることが出来ると思えるのだろう・・・根本的な部分で。
私も子供が居なかったらこういう考え方には至らなかったかもしれませんね。もっと自分本位で物事を考えていたと思います。
まあきれいごとは置いておいたとしても、確かに税金を損失と捉えて払わないのも一つの考え方ですが、方や税金を払えば信用力が付いて融資を使いやすくなるわけで。必ずしも自分が損するわけでもないと思うのですが。
確かに損益相殺で節税をするというのは真っ当なことだと思います。稼いだところと損をしたところで相殺する、サラリーマンでも節税策は不動産での損失計上など幾つか真っ当なものもあります。
でも節税の中には「いやいやそれ脱税でしょ(笑)」というものが沢山あります。昔あった不動産の消費税還付スキームとかあれ初めて聞いた時「何とち狂ったこと言ってんの?それを人に勧めるつもり?」とか思いましたし、タックスヘイブンで必要もないのに法人作って節税とかもうほんとどこまで税金払うの嫌やねんとか思っちゃいます。
そんなに嫌なものなのだろうか?人助けをすることは時に自分を犠牲にするものですが、言うても全部が全部奪われるわけでも無く。まあ人助けって巡り巡って結局自分に返って来るんですけどね。
いや海外法人を作る必要性があるなら全然良いと思います。あくまで必要性を説明できる事業活動での損失や節税については私も賛成ですし私も損失はきちんと出して利益相殺します。
でも仮想通貨海外逃亡脱法節税とかあれ明らかにいつかやり返されるでしょ。税務署もそこまであほじゃなくて、全部モニターされてて時が来たらしっかり取りに来ると思うんだけど。
まあこういうのってゲーム感覚で節税ゲームとして一つの話のネタとしてお金持ちの人達はやってるのかな。今一私には理解が出来ない領域です。
海外に住みたくて、海外で仕事している方が都合も良くて、その国が無税優遇していて、とかきちんと理由があるなら全然良いと思うのですが、なんかドバイとか明らかに暑くて水も無くて生物が生きにくい場所で税金を払いたくないからそこで仕事とか絶対違うでしょ。
いやもちろんドバイに住みたい理由がきちんとあるなら良いと思いますけど。中東の空気が好きな人もいると思いますし。
コスパで言うと東南アジアに移住して節約節税とかは全然ありだと思います。実際住み心地良いと思いますし国際的な環境度合いは日本より優れていると思いますので。
私は去年あまり稼がなかったので今年は税金も少ないですが、稼いだ分は普通に払えば良いと考えています。それでも年間1億円とか稼ぎ出すと節税のために無税の国を求めたりするのかもしれませんね。ただそこまで行くと別にもうお金は良くね?とか思いますけどね。
なんか強キャラインフレみたいな感じの金持ちラットレースになって来るのかな?絶対そのお金銀座のキャバでしか使うことないでしょとか思いますが。ちなみに私は頑張ってみても1ヶ月に100万円使うこともできませんでした。
税金の支払い証明は何よりその人の実力を証明する証拠になりますし、それはそれで色々な優遇があると思いますけどね。自分のお金は絶対に他人に渡すまい!なんてしかめっ面した老人になりたいか?それよりも普通にお金払いの良い、人を惹きつける様な人でありたいと思いますね。
お金ってほんと使ってなんぼなので、自分が特に使うこと無いなら身を守る分を取っておいてあとは普通に手放せば良いと思うけどね。手放すというか不動産投資とかして社会にお金を回して行けばええやん。不動産投資したいから無理節税したいのかな?どのみち公共資本への投資なのに。
まあまだまだ私も分からないこともあると思うので、その興味深いトピックの一つとしてこの「税金」というものとこれからも向き合っていきたい・・・ってほどでもない(笑)。
まあ普通に稼いで普通に真っ当にルール通り払えば普通に考えてそれで良いんじゃないかな。それが一番スマートでカッコイイし、こんなところで思考リソースを使ってもあまり発展性が無い気もする(笑)。
