昨日のマンション理事会での一場面、管理会社の人件費の話が上がった際にふと三井系管理の役職の方が
「最近は土日勤務を謳うと誰も来てくれない、私たちの世代とは価値観が違う」
との一言を漏らしていました。
私はぎりぎり氷河期世代なのですが、新人の頃はちょいちょい土日勤務もありそれはそれでいつもと違う非日常感が結構楽しかったものです。
なんというか私が勤めてきた会社って比較的「社員は家族」みたいな感覚が強かったなと振り返り思います。
毎年年賀状を送ったり一緒にアフターファイブは遊びに行ったり週末は旅行に行ったり、会社というよりは部活動の延長みたいな世界観でした。
私の親世代はもっと親密で海外駐在でもあったので家族ぐるみの付き合いなんか普通にありました。
今と昔で会社の役割が大きく変わっているのでしょうね。
三井の管理担当の方はとても優秀な方で仕事にも真面目なのですが、一緒についてくる新人くん?と思しき子は会議に出ても一言も話さず空気を殺しただそこにいることに終始し、終わればさっさと帰ってしまうような人です。
とこうして同じ会社の各世代を見ていても仕事に対する姿勢が全く違うのです。
いろいろと年齢ごとに経験できるものって変わっていくのですが、若いうちに経験できる楽しいことの一つは
「大きなプロジェクトの中で世界的な仕事を経験する」
というものがあります。今までずっと使う側だったサービスを直接自分が今度は提供する側に回り、背伸びをして価値を提供しお客さんと触れ合うという刺激的な体験です。
20代のうちなんか特に世界の全てが新鮮なので、こういうものを楽しまないなんて本当にもったいないなと思います。若くて優良企業の勤務歴と高い年収があると婚活でも無双できるので、そういう意味でもどうせなら思いっきりやって活躍した方が良いと思います(笑)。
たぶん心の奥底で真に求めているのは「職場で働くかっこいい自分」みたいなことなんじゃないかなと感じます。
そういう若い人たちに活躍のチャンスを与え、能力開発と幸福な人生の獲得を促していくというのも私たち世代の仕事だと考えています。私も現場にいた頃は積極的に新人に話しかけ動機づけをしながら、出張でご飯を食べる時はいろいろ話しながら食事を奢ったりとかしたものです。
どうも奢られるというのは最近は抵抗があるようなのですが、私も先輩方にはものすごく食事を奢ってもらったのでそれはそれで気を遣わなくて良いのにとは思います。
若い人たちの話を聞いていると、どうにも仕事は適当にやり過ごし私生活を充実させたい、というか私生活を大過なく普通にのんびり楽しんで過ごしたい、みたいな空気を感じます。
それはそれで良いことだと思いますし、日本は基本的に個人ではなく団体でものごとを進めていく国なので会社の仕事になかなか自己効力感を感じにくいのも事実だと思います。そんな中で生活のためにいやいや働くのではなく、少しでも働く楽しさを感じられるような社会にしていきたいなと思います。
こういうのも結局人との出会いが鍵になってくるんですよね。
怒鳴り合いの喧嘩とかを通して信頼感は醸成されていく、そういう肉感的な人とのかかわりって今の時代が遠ざけてしまっている人としての幸福に直結するものの一つです。仲が良いから喧嘩するんだよ、みたいなものはまあ確かにそれを許容する組織があるかというとなかなかないのでしょう。
言いたいことも言わず軋轢を避けてただ周囲の都合に合わせるだけ、それは私も良く分かるしただそうなると仕事も楽しくないでしょう。一人がこんなことをしていても阻害されるだけなので全体の空気としてそういうことを許容していかないといけません。
私も最近わかってきましたが人生なんて最後は人との出会いしか残りません。
そうしてある程度仕事をしていると資産もできていくし会社から独立していくべきタイミングってやっぱりありますので、そういう現代の理想的なモデルライフについて私も話していきながら、次の世代がもっとその生を謳歌できるようにしていきたいものですね。
やっぱり一生生き生きとしている人たちって高齢層の中にもいるので、そういう長期的な人生の充実につながる発信をしていこうと思います。
