一度資産形成のコツを体得してしまうとお金ってもう本当に簡単に増やせるようになるのですが、富の秘訣の奥には表面的ではないこの文化資本の力というものが大きく作用しています。
・ある事象から見出せる喜びの量と質
・築いてきた知識や原理的な理解
・自らが想像し創造する力
こういうものを総じて私は「文化資本」と呼んでいます。一般的には所作やマナーに表現技術、特定分野への深い理解や学歴などよりテクニカルな捉えられ方をされますが、それらを有することで結局は上述の力へとつながっていくものです。
なぜ金融資本を増やせるのか?それは資本主義世界の理屈を原理的に紐解く力があるからです。その理解が投資への確信と動機づけとなり投資行動に自分自身を動かします。
なぜお金を使わずとも豊かなのか?それは自らの美意識や価値感性創造性が常に人生に喜びをもたらし続けるからで、言ってしまうとお金に頼らずとも多くの人々がお金で買おうとするものを手にしているのです。
文化資本というのは幼少期からの教育や環境により形成されます。
さまざまな景色を見てきたか、困難にも挑戦し粘り強く取り組んできたか、やりたいことを伸び伸び自由にできる環境だったか、道を指し示してくれる良き教師に恵まれたか、それらが蓄積され文化資本は築かれていきます。
おそらくこの「文化資本」を重視するという考え方は皆様にはあまり馴染みがないんじゃないかなと思います。ですが私からするとここが5つの資本(人的資本、事業資本、金融資本、社会資本、文化資本)における資本形成のコアです。
この資本形成という観点においては多くの著書や報告がありますが、この「文化資本の形成」という観点が欠けがちです。
そしてここにこそ本当の富の源泉がある。
文化資本を築くためには非常に長い時間がかかりますが、是非ともこの観点での資本形成を重視してみてください。1年2年では効果は出ませんが、10年20年とかけてまた大きな格差を生んでいくと思います。
なぜ富裕層になっていくのか?これをもう一歩深く理解していくことでより容易に豊かな生活は手に入るのです。
